補助金の結果は9月末に
新規事業のために申請を出している持続化補助金について、久しぶりにHPに更新があることに気が付き確認をしてみると、「多数の応募のために採択結果は9月末頃」というお知らせであった。
今期中に何もできないこととなる結果となったが、それも仕方ない、決まったことであれば、それに向けてどのように動くかを考えるだけだ。
- 株主となってもらえる友人にしっかりと説明をすること
- レーザー加工機を今一度しっかりと確認すること
- 関係者となってくれそうな方々へアナウンスすること
- 試作についても、もう一度回すこと
- 商標登録も進めること
早ければ10月中に、遅くとも年内には販売開始ができるような計画で動きを見せたいと思うし、動き出せば販売チャンネルとなる知り合いは増えてきているので、色々なところに相談できるようになるだろう。
来年の補助金はこれで決まり
昨日の交流会でも、大いに盛り上がったのがAiを使ったビジネスプランにおいて、「どんな職業においてもノウハウを言語化すること」が大切である、という基本的な考え方が間違っていないというお墨付きをいただけた。
機械設計のノウハウがインターネット上に恐ろしいほど残されていない状況を打破すべく、プラットフォームを作ってノウハウを構築していくというビジネスモデルは、ハードルが高い一方で、誰かが何らかの形で進めなければいけないと考えている。
プログラムについては、「オープンソース」という考え方が広まっていて、技術革新が進んでいるのに対して、ハードウエアについては各社ノウハウを外には出さない方針であるし、流行にも左右されるため、設計者のノウハウが伝授されにくい環境にある。
下手したら100年前から何の技術進歩もない状況だ。
その箱を作るための費用と、開発にかかる費用を来年の補助事業に当てて動き出したいと考えている。
これは当たる、そんな予感さえするドキドキ、ワクワクが止まらない事業構想だ。
そのためにも、現状の事業をもう少し成長させて、少なくとも1年は前倒しで生活ができるくらいの利益を出していかないと、新しい事業へ進められない。
事務所を構えるためには
事務所を構えるとなると、少なくとも年間に100万円は家賃としての経費が必要となるだろう。
事務所を構える必要性もないのであるが、人を雇用したり、製作のためにちょっとしたアトリエや倉庫があれば、事業に拍車がかかることは間違いない。
アルバイトから始めるにしても、インターンで学生を雇うことを想定しても年間100万年から200万円の費用は必要だ。
となると、合計でも最低300万円は経費が必要となるため、そのための売上としても600万円、やはり売り上げベースで2000万円に到達させなければ、「一人社長の自宅兼事務所」からの脱却は難しいのだろう。
このステップについても、先輩起業家から学んで、どのようなスタイルでスケールアップしていくのがベストなのか、その視点で考察する必要があるだろう。
これまでは、「とにかく出会いを大切にして、どんな引き合いも受ける」という基本方針であったが、それに加えて、これからは成長路線も視野に入れて物事を観察していくことにする。