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565日目 新規ビジネスは本当に大丈夫!?

試作デモで良かったこと悪かったこと

5月に一度デモ試作を行って以降、設計案件でバタバタしてしまったため、お土産ビジネスの活動ができていなかった。

それではマズいと、デモの予約をしていたのが今日で、10時の予約を1時間間違えてしまった痛恨のミスをしたにも関わらず、丁寧なデモ対応をしてくださった販売店の方には感謝しかない。

前回は別の販売店で、データはお客様ご用意のモノでデモをしていただいたが、今回はこちらのデータで実施いただき、サンプルも持参した全てのサンプルに惜しみなく彫刻いただいた。

結果としては、とても良い出来栄えという訳でもなく、かと言って全く良くない訳でもなく、「実際には微調整は必要だろうな」という感想を抱いた。

特に畳生地については、ちょっと粗すぎる感じもあって、きれいな彫刻とはならないことが浮き彫りとなった。

畳生地については、来週にデモを実施するガルバのヘッドタイプのレーザー加工でどの程度うまく刻印できるかを確認して最終的な判断としたいと思う。

また、想定していた加工機を実際に目の当たりにしてみると、相当大きいことが分かり、これは導入にあたって、アトリエを借りないと自宅で継続は難しそうだ、という感想も抱いた。

引合いなくても出会いの場は最高

せっかく大阪まで出向いたのだからと、オープンイノベーションのイベントを検索して見ると、ちょうど企業によるピッチイベントが開かれていたので、参加することにした。

最後には名刺交換のフリー交流会もあるとのこで、久しぶりに新しい出会いがないかとワクワクしながら会場に向かった。

大勢が集まった訳でもなくほど良い人数が集まっての交流の場となり、残念なが案件に結び付きそうな出会いはなかったが、それでも10人以上の方と挨拶を交わして、楽しい時間を過ごすことができた。

そもそも大手企業のピッチイベントということで、小規模事業者としてはよほど特化した技術や特徴がない限りは対等にビジネスを語るには恐れ多いところである。

せめて、事務所や工場を構えて、従業員なり協業先なりがバックに控えて、ある程度の経験を積んだ状態でなければ大手から声をかけてもらうことなんてあり得ないと考えている。

交流会で挨拶を交わしたことは良かったこととするとして、このような場ですぐにビジネスに直結できるような経験やブランド力を身につけていく必要がありそうだ。

薄利でも有難く受注すること

紹介から広がった協働ロボットの架台設計の案件について、しばらく音沙汰なかったが、交流会の最中に引合いいただいているお客様からメールがあり、受注が取れそうだという一報をいただいた。

しかし、内容としては設計は不要で製作から据え付けまでの注文となりそうとのことで、それでもうちでやってくれないか、という話であった。

2個3個質問事項があったので、その場で返事をすることは避け、戻ってから落ち着いてメールの返信を作った。

確認したかったことは、製作というのは加工部品や購入部品の調達からうちで対応してよいのかという点、それと運搬費等はどこまでの責任でやればよいのか、という大きく2点の質問事項を投げかけてみた。

どのような回答になるか分からないが、例え設計がなく薄利になったとしても、受注を断る理由はどこにもないため、ありがたく受注をすることは決めて、返事を待つことにした。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立