毎日更新 限定  起業日誌

567日目 MVVなんてくそくらえ

物件調査を開始

アトリエ件事務所として、どこか安い物件に移動させないと、現状の自宅兼で対応している状況では家族生活に支障をきたすようになってきてしまっている。

どうせ事務所を構えるなら、と好き勝手に要望を挙げてしまうのだけれど、全てを満足する物件なんて早々あるモノではない。

しかし、条件を列挙しておかなければ、判断がブレブレになってしまうので、やはり要望は全て挙げるようにしたい。

  1. 家賃は6万円以下、安い方がよい
  2. 自宅から近い方がいい、徒歩圏内がベスト
  3. 荷物が多くなるので一階、できれば一軒家
  4. 町家風の外観はなおOK
  5. 間口が広く、搬入出がしやすいこと
  6. 前に車で入れるスペースがあること
  7. 集客として、前を観光客が通るのならば最高
  8. できれば西陣地区でブランド化させたい

挙げればキリがないが、2~3日探しただけでもゴロゴロと物件が出てくるので、腹をくくりさえすれば、いつでも見つけられそうだ。

とは言え、まだまだ資金繰りが潤沢ではないので、ひとまずは月に5000円程度の倉庫をかりて、そこにものを収納しておき、もうしばらく自宅兼を満喫するという手段も視野に入れている。

この場合には、期限を決めることが大切だ。

もっと大切なことはキャッシュフローとして、本当に賃貸契約をした方が、さらなるキャッシュを生み出せるのかという視点であって、今一度、年間72万円の経費を費やす意味を考えてみたい。

経営者としてと言うけれど

経営者としての資質なんて言われるが、全国に400万社も会社があって、多少は重複する会社もあったとしても、数百万人も経営者が存在するわけである。

その存在自体を考えたときに、資質があるなしではない何かが会社経営には存在するはずだ、というのが現状の仮設であって、それを自ら実験している状態であると言えるだろう。

資質として言われているのが、個性であったり、人脈であったり、あるいは何か特殊な資格や能力をさしている場合も多い。

何も持ち合わせていない一人のサラリーマンが、ゼロから起業するにあたって必要だったことは、多少なりとも20年働いてきた経験と少しのチャレンジ精神だったような気がしている。

一年後にその事業がどうなるかなんて、誰も想像ができない訳で、それを否定も肯定もせず、ただコツコツと行動を積み重ねるだけで1期目を迎えようとしている。

さあ、2期目以降は、何もなく行動していた1期目とは異なり、目標やら計画やらを一応は見えるような形にして、毎日その数値を眺めて行動するというパターンに変化させていかなければならない。

そこに経営者としての資質なんてものは存在せず、ダメだったら一からやり直して積み上げる、この繰り返ししかないのだろう。

手売りする場所のアイデア出し

新規事業としてのお土産ビジネスのコンセプトは一言で言えば、オーダーメイドの手作り提供というところだ。

対面でしっかりとコミュニケーションを取って、満足して支払いをしてもらう、という点はブレないように進めていきたい。

なぜならば、小規模とは言え多角的に色々と取り組んでいる事業に対して、根本的に流れている理念というものを大切にしたいと思うからで、その中でも一番大切にしたいのがお客様との関係性というところである。

お客様の期待に応えるべく、全力で尽くしていく、という姿勢は、可能性としては一見さんとなるケースの方が多いと想定できるお土産ビジネスにおいても残しておきたい考え方だ。

その姿勢を貫くなかで、集客と納品のタイミングでしっかりと対面形式を取る、つまり手売りをするというのは、必ずしも必須ではないが、当面は必要は商売方法であるし、仮にヒットしたとしても、少なくともどちらか一方では対面を残していきたいところでもある。

  1. 路面店で掲示、これには大きな家賃が必要
  2. 飲食店などのサポート企業においてもらう
  3. ゲリラ的にビラ配りで

例えば、賃貸契約した周辺の店舗と仲良くして集客を促進する、なんて手もあるし、いくつか候補を挙げて、それに対して一つ二つ決めて、行動していくしか方法はないだろう。

まずは、費用の掛からないゲリラ的なやり方をして反応を見る方法が一番有力で、これは10月には実行したいところだ。

「商品を作らずに要望を聞いて作る」というのは、いわゆる受託受注という形式となるわけだが、設備にしても、設計にしても、お土産品にしても、やっている方からすると同じことをしているだけなのだが、周りから見ると「軸がブレブレでもっと絞って事業をした方がよい」ということになるのだろう。

構想、デザイン、設計、製法、製作、調達、これら全て、ある程度同じプロセスを踏んでいるから、どの事業でも経験を活かしてゼロイチを作れる部分でもある。

何か一つ、ヒットさせることさえできれば、その資金を元に研究開発した自社製品を作れるようになるだろう、それが大きな仮説でもあり、あと数年で達成しなければならないことである。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立