物件探しが止まらない
新規事業を始めるにあたりレーザー加工機の置き場所としてアトリエは必要かと考えるようになってから、事務所物件がどんなものか気になるようになってしまっている。
近所に不動産屋は沢山存在するし、サイトも充実しているため、ある程度条件を絞れば候補物件は網羅できそうな気がしており、案の定、ここ数日検索をしただけで、めぼしい物件が重複していることも分かり、いくつか気になる物件も出てきている状態だ。
朝の散歩も復活させることができたのは、物件を見に行きたいがためであるのだが、気を付けなければいけないのは、「とは言え、毎月家賃を払えるほどの売り上げはない」という今の状況を見つめなければならない。
であれば、一万円以下の倉庫だけを借りておいて、事務所兼としている自宅のスペースを確保することで一旦は難をしのぐというのも手だろう。
規模を大きくするには、単価を上げるか件数を増やすかであって、そのために最初に必要なのは、広いスペースや商品ではなく「実績とブランド」であることが最近分かってきた。
実績で一番お客様に安心を与えるのは、事業年数であり、その実績がブランドにもなっていくので、なおのこと実績が重要と考えている。
ゼロの状態であるのだから、まずはイチをめざして実績を作ることが大切で、そこには最小限の費用しかかけない、というのが小規模事業者の鉄則でもある。
そう考えると、賃貸物件を契約するのは、少なくともお土産ビジネスで何らかの手ごたえを得た段階にしておくのがベストだろう。
それまで、情報収集は怠らずに実行する。
来週は経費整理をしよう
実績という断面では、法人化してようやく一期目を終えるということ、さらには「1000万円」「黒字」というようなワードを付けたせるような着地点がとても重要になってくる。
税理士の先生につても、訪問後にいくつかのWEBサイトにエントリーをしたところ、問い合わせが頻繁に届くようになっている。
ある紹介企業からは、「レシート類は段ボールで送って丸投げOKです」「費用は18万円ですが値引きします」という言葉をいただいたり、中には10万円でやります、というお言葉も頂戴した。
参考になったのは、直接お電話したベテラン税理士事務所での会話で、「毎月の決算を丁寧に見ながら顧問税理士をやりたいので、売上伝票の少ない事業者と一緒になるとお互いにメリットがでない」というコメントをいただいたことだ。
その事務所は月額で16500円ということで、年間20万円、決済含む、という内容であるので、相場と同じか少し安めの設定で手厚くサポートしてくださる雰囲気であった。
それに対して、ウェブサイトで紹介いただく税理士先生は基本的にはリモートでの対応になるだろうし、良い関係が構築できるとも思えない気がしてならなくなったのだ。
その点、一番最初に相談をさせていただいた、若手税理士の先生は実績やキャラクターは抜きにして、誠実に対応してくれそうな雰囲気であったし、費用も交渉に乗ってくれるとのことであったから、結果的に一番マッチしそうな方であるという判断に至っている。
次週から、溜まった半年分の領収書を整理して、ある程度メドが付いた段階で、いよいよ正式に顧問契約を結べればと思っている。
現時点でアウトプットの心配事はジグ設計のみ
追われる設計案件がないため、あれやこれやと細かいことも含めて、この3ヵ月間できていないことを処理する時間として、この一週間は比較的ダラダラとタスクを潰していった感がある。
設計案件としては正式に受注はしていないものの、「進めておくように」とお客様からは口頭で言われているジグ設計案件が残っている。
締め切りがきていないからなのか、どうもその設計案件に集中するように頭を切り替えることができないでいる。
いつも通りと言えばいつも通りなのだが、どうやら、先々の不安を解消するための思考やアイデア出しをやっておかなければ、という本能が設計案件を進めさせていない、と考えた方が良さそうだ。
とは言え、いずれ訪れる正式受注と納期がある訳で、少しでも進めておかないと、また追われる日々がきてしまうだろう。
この設計案件についても次週は少し進めるようにしたい。