毎日更新 限定  起業日誌

569日目 最小限の被害を意識して進め

気になる物件

調べ出したら毎日物件が気になって仕方ない状態となってしまった。

駅前の一通りが多いところは金額的に見合わないし、かと言って奥まった路地であれば集客は望めないのだから内装がきれいな方がいい、もちろん家賃も安いに越したことがない。

そんな風に考えていると、物件がどんどん絞られてきて、現状では一件に絞られている状態だ。

夕方には歩いて物件を見に行ったり、実際に事務所として活用している状態を想像したりしてみたりするとイメージがどんどん膨らんでしまって、もう借りる気満々になるのだから気を付けなければならない。

年間に70万円も費用を費やす余裕は一つもないのだから、そんな夢は見ずにせいぜい倉庫を借りて着実に売り上げを伸ばしてから検討すればよい、そんな自分も出てきて、常に議論をしているところである。

いずれにしても早く決断をする必要もないのだけれど、物件を取られてしまったときに本当に後悔をしないか、そのことだけでも、もう少し整理をして考えたいと思う。

設計情報チャットボット構想

将来のイメージを膨らませるという意味では、機械設計の情報をプラットフォームにするという構想をもう少し考えてみたいと思う。

恐らく、ベースラインとしての収入を安定化できている状態で、この事業に特化して動くことができるようになれば、ある程度やれるだろうというイメージは作れている。

  1. シニア層を集めて情報をインプットしていくフェーズ
  2. 活用する現役層の会員を集めてマネタイズするフェーズ
  3. 箱を作るために仲間を集めるフェーズ
  4. 試作を作って試行錯誤していくフェーズ
  5. 資金を集めてスケールを広げていくフェーズ

これまでの経験から、人集めや資金繰りなどに奔走することは、何の苦でもないし、楽しみなことである。

しかし、本業というか生活を安定できるようにならなければ、少なくとも半分くらいは集中してこの事業に没頭できるくらいにならないと、離陸はできないような気がしている。

しかし、その状態を待っていたらあと2年は必要となるので、たたき台を作って試してみるというフェーズは来期から少しずつ始めていこうかと思っている。

当たるまでは全てスモールで

資金もなく借入からスタートさせた事業活動において、気を付けていることは、何をやるにも大きなリスクを負わないようにする、ということである。

色々な経営にまつわる情報の中で、費やした費用に見合うだけの効果を意識する手法があって、つまり費用対効果を考えよ、という話なのだが、ゼロイチの状況では何が当たるかも分からないのに効果なんて気にしていられない、という矛盾にぶち当たるからだ。

長く考えがまとまらなかったのだが、最近YouTubeで聞いた言葉が一番しっくりしたので、これからは、意識していきたいと思う。

それは、「とにかくヒットが出るまでは最小限の費用を使って数を打っていくこと」という考え方で、これは、事業立上げや新規事業において、もっとも意識しなければいけない事なのではないかと思う。

お土産ビジネスも、設計プラットフォームビジネスも、事務所の賃貸も、全てはスモールで、いざとなったら逃げて別の場所に行けるような危険ラインを作って、とにかくやってみることが大切なのだと、今はそう仮説を立てて進もうとしている。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立