毎日更新 限定  起業日誌

570日目 目標を掲げて着実に

友人サポートも仕事のうち

どんなに小さな仕事でも快諾して全力て対応するという姿勢は開業してから1年半、同じ姿勢で続けている。

現在進行形の小さな仕事としては、友人経営者から引き受けている以下の3つの仕事である。

  1. 店舗改装における助成金申請のサポート
  2. 神社灯籠に貼り付けるカッティングシート製作
  3. HP制作後のハッキング対策サポート

3つともLINEでのやりとりで進めている案件となるので、こまめな連絡はできる状況ではあるが、そもそも友人ということで甘えることなく進捗報告をしたいところだ。

①については、改装の見積を取ってもらっている状況で、②については、こちらの製作待ち状態、③については、かれこれ一年になるプロジェクトになるが、原因が不明のまま様子見状態で、毎日、ハッキングの有無を確認しているという状況だ。

設計案件は今に見ていろよの心持で

設計案件については、ありがたいことにベース案件として仕事をいただいている状況であるが、予想していた通り、案件がなくなるとやる仕事もなくなる訳で、その点については、こちらとしては予測がつかなく、何ともし難い状況だ。

とにかく、ベース以外の収入を伸ばして逆転させる何かを生み出さなくてはいけないと考えており、手が回らない場合には外注設計にお願いするようにすればよいと考えている。

単価が低いため外注にお願いする場合には、知り合いにお願いするしかなくなるのだが、その辺りの目星も、定年退職された前職の先輩に声かけはさせていただいている。

このベース案件をいただいているお客様は、同い年の取締役なのであるが、経歴としてはサラリーマンを経て3代目として製作会社を担うことになっている方である。

共に成長できれば喜ばしいことであるが、請負元と下請けの関係であるため、こちらとしては下手に出ざるを得ない状況だ。

同い年と言うこともあって、助け合いの精神もあるが、ライバル心をもって、いずれは見返すという気骨もないわけではない。

何かを当ててやるぞ、その気持ちは持ち続けている。

デモ以上に参考になったこと

当たらるかどうか分からないが、新規事業のお土産ビジネスにおいて導入するレーザー加工機のオンラインデモを実施した。

レーザー加工のうちマーキングに特化した装置で、出来栄えは今までの装置よりも優れているように見受けられたのだが、価格が90万円と倍の価格となってしまっていることが懸念として挙げられる。

仕上がりは返送いただく試作品を見てから判断となるが、今のところ、やはり高額な設備を導入するというところまで決断ができない。

一方で、この山梨のメーカーは、2013年に設立し、元々は3Dプリンターで何かサービス展開をしようとしていたとのことで、今はメーカーとして立派に事業化されているのだから、理想の事業展開の一つとして、これからも参考にしていきたいと思う。

開発や営業部隊は日本で、製造は中国子会社で行うことによって原価低減をはかっているとのことである。

それ以外にも、完全にユーザー据付、ユーザーメンテを推奨しており、無駄にサービスエンジニアを全国に張り巡らさないようにして、コストダウンをしている点も参考になる。

国内で展開するには、それこそ電話オペレーターは必須であろうが、今後はある程度はチャットボット等でも対応可能ではなかろうか。

将来のどこかでは、自社開発のメーカーとして何かやろうと思っている身としては、とても参考になるビジネスモデルである。

日本における小規模事業者がメーカーとして成長するには、海外生産しかないような気もしており、これまで出会ったいくつかの企業も同様のやり方をしていることは注目ポイントだ。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立