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574日目 ビジネス構想と方針決定

ブレないビジネスモデルの確認

「何でもやっている」というワードは、使わないようにしているが、結構使ってしまっていて、結局「何をやっても儲かっていない」ということの表れである。

過去出会った経営者の方々の言葉から、事業を大きくして継続するためには何かでヒットさせる必要があるようだ。

ヒットしたご経験のある方の言葉としては、

  1. レーザー(加工機)を導入したら当たったという板金屋の2代目
  2. 中国市場を獲得してヒットしたという設計・組立業者の社長
  3. 金型を中国で生産して初年度から1億越えした
  4. 大手とのサブスク契約で安定した(アプリ)
  5. 月額会員を増やして事業見通しが出た(保育)

というように、ざっと思い返しても次々に出てくる。

結論としては、当たるまでチャレンジし続けるということになるのだろうけれども、「もしヒットした場合にはその先にXX」というように、XXの部分をある程度今の事業範囲からブレないようなイメージを持っておけばよいのではないかと考えている。

つまり、手広くやっているように見受けられるが、その先には「ものづくり」「製造業」という部分からは逸脱しない何かを持って、紐づけておくことが大切だ。

営業はできているか?

かれこれ半年以上も営業という営業をしていないような気がする。

いや、むしろ開業当初から営業ということはやっておらず、ただひたすらに人に会ってきただけ、という状況だ。

開業当初と比べて何が違うのかと言えば、それは実績が少なくともゼロではなくなっているという点だろう。

その実績をアピールして営業活動をするということがそろそろできていないといけない。

  1. 受託設計
  2. 設備等の設計・製作
  3. 量産試作のサポート

この3本立てが軸もあるしブレない商品として説明もしやすいのではないだろうか。

チラシなのかHPなのか、商品をPRする何かを作る計画を進め、9月中にはリリースできるようにすること。

アトリエのメリットデメリット

かれこれ一週間以上は思い悩んでいる事務所兼アトリエ構想について、今一度、条件を整理したいと思う。

  1. 家賃5.5万、年間66万円の費用+敷金10万円+礼金10万円
  2. 別途光熱費として年間15万円
  3. 冷暖房器具がなければ購入10万円

メリット・やりたいこと

  1. アトリエで土産製作
  2. 各種ロボットのデモ活動
  3. ロボット教室
  4. 近所付き合いと新たな出会い
  5. お土産ビジネスのチャンネル獲得
  6. 試作製造の場所確保
  7. 西陣ブランドを活用
  8. 運動不足の解消

やりたいことはいくらでも出てくるのに対して、これらは現状の自宅兼事務所で対応できないのか、という点を考えなければならない。

答えとしては、「できなくはないが、クォリティーが下がる」ということになるし、家族の生活圏を邪魔してしまっている、という最大の問題を解消できるのも大きい。

そもそもで言えば、では「いったいいつになったら事務所を構えるのか」という問いに対しての線引きができておらず、「事務所の前に倉庫かな」と考えていた時期もあったが、それにしても、「売上XX万円達成したら事務所を構える」という具体的な数値を持ってはいなかった。

逆に言えば、2年経っても事務所を持っていない状況は想像していなかったので、いずれにしても2年目のどこかで事務所を構えるという、時間的な縛りを設けていたような気がしており、その点で考えれば、このタイミングでのアトリエ構想は全然間違った方針ではないような気がしてくる。

デメリットとしては、はっきり言って費用面でキャッシュが出ていくという点しかなく、「移動に無駄な時間を費やす」という点は片道徒歩10分の距離では何のデメリットにもならないだろう。

四半期が過ぎた段階で、キャッシュフローにプラスの効果が表れなければ解約を検討する、という取り決めは掲げておこうと思う。

つまり、年内にお土産ビジネスに手ごたえをつかむなり、ものづくり事業で安定的な何かが見えてこなければ撤退するということだ。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立