受注先延ばしに見える大手との付き合い方
協働ロボットの架台とやぐらの製作案件については、要元の大手家電メーカーからの引合いであって、9月に入ったら注文が入りそうと、お客様となるロボットメーカーからコメントをいただいていたのだが、遅れているとの連絡を今日受け取った。
先方が修正設計をするとのことで、少なくとも来週以降にもう一度状況をお知らせいただけるとのことで、そこからの注文となるから9月末での納品は間違いなくなくなっただろう。
今期1000万円の達成が厳しくなってきたが、最後まで諦めずに対応したい。
同様に、大手が要元となる設計案件がズルズルと先延ばしになっていて、注文をもらえていないジグ設計がある。
先に進めてもいいのだが、失注の恐れもあるし、正式な注文をいただくまではこちらも動けない状況だ。
大手が要元となると、平気で数か月案件がスライドすることは、実際に働いていた身としてもよく分かるし、最悪は立ち消えなんてこともよくあることで、残念ながら、大手の担当者レベルであれば、外注業者に対しての遅れや取り消しなんて、何の悪気もなくアナウンスしてくるものである。
大手は大きなお金を動かす源泉ではあるが、例えばサブスク契約や定期注文など、ヌルっとお得意先になる方法で入り込まないと、振り回されるだけである。
注文書受け取り手配業務開始
温調デバイスについては、着手金の取り決めを注文月末払いとして見積を提示していたためか、9月1日の今日、早々に注文書が届いた。
注文書に添えるコメントとして、「できれば値引きを」と社長からきたので、「利益ゼロで調整しているから不可です」と返答をさせていただいた。
小規模事業者でなおかつ開業間もない者同士での取引は、節操のない関係になってしまうので、気を付けた方が良い。
さっそく手配作業に入るにあたって、過去20式製作した部品のリストを思い返して、整理するところからスタートとなった。
部品は全てピックアップできたので、順次手配にかかることにする。
ラッキーパンチでもいい
9月に入っても、相変わらず案件を生み出すこともできなければ、育てることもできていない状況だ。
数を増やすか単価を上げるかしかないが、定期的に注文が見込めない設計・製作案件の引合いは、ラッキーパンチでも良いから何か大物を当てなければ、来期の予算達成は難しいだろう。
ラッキーパンチを当てるための一番の近道は数多くの出会いと出会った方々へのコミュニケーションである。
基本に立ち返って、行動計画を見直そう。