毎日更新 限定  起業日誌

585日目 刺激を受けて事業を活性化させよ

細かな事務処理も大切

かれこれ一ヵ月以上、ベースとなる設計案件が停滞している状態で、不安や焦る気持ちでモヤモヤしている一方で、今だからこそできることをやるべきだ、という気持ちにもなる。

小さい事かも知れないが事務処理を一つ一つ片づけることも大切であるし、顧客リストの整理も定期的に実施しなければいけないのだが、設計案件が立て込むと、どうしても疎かになってしまう。

今日は契約書などの押印や開封できていない届け物の確認を済ませると、イベントへの参加エントリーに少し時間を費やした。

案件が足りない、先々の収入が心配な時は、外に出て出会いを増やして仕事を取ってこなければならない。

一年の経験がどれだけアドバンテージとなるのか、久しぶりにワクワクする気持ちにもなるし、それまでにHPを更新しておかなければ、と前向きな気持ちにもなれた。

刺激的な同世代との出会い

夜は、毎月定例のクロージング的なセミナーへ久しぶりに参加した。

登壇される起業家の方に興味があり、是非お話を聞けたらと思って急きょエントリーしたのだった。

経歴を見ると年齢はほぼ同学年と想定され、起業したのが7~8年ほど早い、経営者としては先輩となる方で、元々はITのエンジニアをしていたというところから、材料系のディープテックとしてのスタートアップを立ち上げた経歴の持ち主だ。

電子を発生させる素材を大学の先生や研究者を巻き込んでたった一人で開発された経緯も素晴らしいが、気になっていたのはこの7年間をどうやって食いつないでいたのかということだ。

講演終了後に真っ先に名刺交換に向かいその質問を投げかけると、「ITコンサルとして仕事を受けていました」という回答を得られ、胸をなでおろしたとともに「あ、やっぱり新製品開発は別の部分でメシの種が必要なのだ」ということを再認識することもできた。

以前、この会の登壇者でドクターからスタートアップを起業させた方は、医者としてアルバイトをしながら経営をしていたとおっしゃっていたし、やはり、そういうことなのだ。

いっぽうで、メシの種もなくVCから資金調達した経営者も多くいらっしゃるが、そういった方々は、スマートな方が多い印象であるが、何となく魅力を感じないのは、ギラギラした野性的なハングリーさがにじみ出ていないからなのかも知れない。

ギラギラとしたハングリー精神、これを持って日々コツコツと戦っていきたい。

真剣にメシの種を考えよう

メシを食う心配をしなくて良くなるまで事業を立ち上げる、その後に新製品を開発する企業を展開する、という2段構えとなってしまうが、現在の状況を考えると、なりたい姿に対して、何十歩も遅れを取っている。

しかし、この状況からだからこそ、やりがいがあるというものだ。

そのためにも、今、手当たり次第にやれることをやっている一つでも受託できた仕事のうち、スケールアップできそうな何かを育てなければならないし、お土産ビジネスだけでなく、教育やメンテナンス事業など、まだ一つも受注が取れていないタスクを拾ってこなければ、その1を10に育てることはできない。

お金が動いているところ・・・大手企業、インバウンド、公共事業、スタートアップ関連

また、人の痛みを解決するという意味では、相談に乗っていただいた方への返答は儲けにつながらなくても、真剣に考えて提案を持っていかなければ、そもそも商品開発なんてできないだろう。

これまでの活動の中で、少しでも相談されたことについては、解決策を持ってコンタクトを取るように、今一度、姿勢を改めたいと思う。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立