もう一度、実績作りから
午前中に入っていたオンライン打ち合わせは、大手ハウスメーカーの研究所の方との「ニオイ」についての今後の取り組みについての話し合いだ。
製品化でもなく研究フェーズということで、また実用化の前段階の実験に使えそうなキットのような設備を作って欲しいということであったので、まずはこちらから何個かアイデアを提案して、見積をしていく形にしたいと考えている。
利益的な部分は多額は望めないが、受託開発型の仕事としては、基本的なストーリーを描いてビジネスに結び付けるロールモデルとなりそうだ。
何としてでも受注までこぎ着けなければならないと思い、さっそく手元のアロマオイルを垂らすための珪藻土を購入し、実験を開始することにした。
スタートアップイベントで仕事を取るには
午後からは大阪で開催されているスタートアップイベントに向かった。
基調講演にホリエモンがきていたので、聞きたかったが、時間の調整をミスってそこは聞きそびれてしまったので、ブースを一回りして、何かビジネスになりそうな出会いを探すことにした。
いくつかの企業の社長とは面識が出てきており、今回も3社ほど知り合いの企業がブースを出展していたのは、この一年半の活動の賜物と言えるだろう。
しかし、スタートアップの支援ほど、商売として不透明なものはなく、一定のニーズもあれば、潤沢な資金を持っている企業もあるだろうけれども、なかなか受注に結び付けるのは難しいということも、この一年半で十分に理解できるようになっている。
そのため、今回のブース回りで注力したのが大学のブースである。
大学関係の仕事は未だ受注に結び付いた案件はなく、活動量も少なかったと反省している部分もあるため、いくつかの大学ブースに声をかけさせていただいた。
その中で少し興味があるのは、Ai関連の同志社大学のブースで、出身校ということもあって、そのブースにおられた産学関係の事務の方とは長めに話をすることにした。
どのようにビジネスに結び付くか分からないが、後日メール等をして反応を見てみたいと思う。
不動産の契約へ
先週メールを打っていたのだが、返信のなかった不動産屋に電話をすることにした。
着信を入れると割とすぐに返信をいただけて、お会いした時と同じように気さくで、どこかのんびりとされている口調でお話を進めることができた。
10月1日からの契約となると、書類等の用意が間に合わない可能性があるので、中旬を目標にやっていきましょう、という話でまとまった。
固定費として毎月5.5万円をどこから捻出するのか、はなはだ厳しい状況に変わりはないが、このまま自宅兼事務所の延長線はあり得ないこと、家族のこと、運動不足からくる体調面、を考えたら事務所を構えることがベストである。
加えて、事業としてもラボ・アトリエを社外的にアピールできることで、受注獲得につなげたいという思いもあるし、立地としての西陣ブランドを活用するという側面もある。
これらのプラス要素を考慮して、固定費をカバーできる売上と利益を獲得してくように計画を立てたいところだ。