傍から見たら良さげに思われる
独立する前にお世話になっていた企業からモビリティー修理の依頼が来ているため、11月くらいまでは週に一回は訪問することになりそうだ。
今日も先週に続いて午前中に訪問させていただき1台分の整備と走行テストを実施してきた。
朝の散歩を兼ねて途中までは歩いて向かうことにしており、その際には新たに契約して事務所兼ラボアトリエにしようとしている町家物件の前を通る、というのがルーティンになってきている。
歩いて10分程度のところであるが、運動不足解消にはちょうど良い距離になりそうで、体力維持という断面でも、事務所の契約は楽しみで仕方がない。
モビリティーの整備を終了させて、担当のエンジニアと少し雑談をする中で、アロマオイルの自動点滴装置について相談もさせていただいた。
1人で構想を練っていると、凝り固まって自由な発想が途絶えてしまうし、不安な部分が多くなるため、このような場合には一人でも多くの人に相談した方がよいと考えているからだ。
回答いただいた内容は、どれも検討を進めていた内容と同じであったので、自信を持ってもう少し詳細を詰めていければと思う。
一方で、印象に残ったのが「どうやって、そんな案件を取ってきているのですか?」という逆質問であった。
値段が低いということを前提としているものの、「よく仕事を探してこれているな」と驚かれる機会も増えてきていて、傍から見たら、「何やら事業に成功しているようだ」と見られているのかも知れない。
まだまだ多くの実績がある訳ではないが、こういった具体的な実績内容を口コミで広めていくことにより紹介が増えてくると信じて、活動をしていくしかないだろう。
- 出会いから案件に結び付ける
- 少額でも対応をする
- 実績については発信をする
- 発信を受けた人から新たな案件をいただく
このサイクルが重要いう仮説を証明するのだ。
10万以下の案件を大切にせよ
以前お会いした3次元計測企業の社長から言われた「10万円程度の案件を取るようになって事業が安定した」という言葉が忘れられない。
それからというもの、ベース案件として30万円の設計受託、それに加えて10万円レベルの案件を2件、合計50万円を当面の目標にするとしてきた。
気が付けば、それから数か月を過ぎているが、一向に立てた目標通りに事は進んでいないし、それどころかベース案件がパタッとストップしてしまっている状況だ。
それでも、1万円から10万円レベルと小さい案件は対応するようにしているし、現在もいくつか案件が動いているのをしっかりと対応しなければいけない。
- ロボット架台の製作
- アロマオイルの実験キット
- 温調デバイスの製作
- モビリティーのメンテナンス
- レストランの改装助成金申請
ITCの例会は不発に終わるも
夜は、ITC協会が実施している月例会のセミナーに参加してきた。
オンラインでも十分であったのだが、無理やりにでも現地に行く理由があって、会場に行くことにしたのだ。
それは、今期に対応ができなかったデジタル専門家派遣について、先輩の方々に同席して経験を積ませてほしい、というお願いをするためであった。
結果としては、あまりにも出席者が少なく、加えて講師の方にそのようなお話をすることもできずに、目的は不発に終わってしまったのだけれども、収穫がなかった訳ではない。
Aiを使ったソリューションの具体例として、大手企業の方が講師となって、実際のリアルな導入事例を教えてくださったところは、興味深かった。
予想の範囲内でしかAi活用がされていない印象でもあるし、実際の文章などは全くと言っていいほどAiを使っていないのが、大手企業であるとこのとで、「これは益々日本はまずいな」と思うに至った。
そんな中でも、機械設計プラットフォームの構想にヒントとなった部分もあったりもしたのは大きな収穫かも知れない。
それは、とある社内情報を、どこに格納すればよいのかをAiが教えてくれる、というもので、ある程度のデータベースができれば、チャットポットで質問に応えてくれるだろう、という程度の構想から、Aiを絡めてもっと進歩的なアプリにできるのではないかと、ふと感じることができた瞬間だ。