原因解明で一安心
土木用の部品製作については、ボルトが締めにくいという現象が不特定ヵ所で発見されていたため、製作会社に調査をお願いしていたところだ。
その理由が判明したということなので、急きょ今日の午前中に訪問して確認することにしていたため、技術顧問としてお願いしている元同僚の先輩と一緒に社長の元へと向かった。
お伺いすると、現場ではなく検品場にて既に何個か現物を用意して確認できる状態を整えてくださっていた。
どうやら、支給したナット2種類については、細いタイプと太いタイプがあり、ボルトにも同様に2タイプがあるのだが、土木現場には太いタイプのボルトしかない状態で、細いナットが溶接された箇所ではボルトが締め付け難い、という状況が続いていたようだ。
お客様へも状況説明をしたメールをお送りし、この件については一旦、支給したお客様がどうするかを判断するという方向でまとまりそうだ。
とは言え、既に施工も進んでしまっているため、策としては細いタイプのボルトを使用するか、無理やりねじ込むか、しか方法はなく、いずれにしてもこちらサイドで何かする、という状況ではなくなったため一安心だ。
何かお客様にお困りごとが出る場合には、できる限りのご協力をするようにしたい。
一週間に60万円の引合いを
一つ、受注確定のお知らせをいただいたのが、ロボット架台の手配と組立という案件だ。
元々は設計案件であったが、設計要素がほとんどなくなり、手配と組立に特化した案件となるのだが、概ね材料原価が90万円なのに対して、粗利10%での対応、さらに組立作業として3日間で9万円、併せて約20%の利益として見込んでいる案件だ。
100万円規模の売上に対して、30%の利益、これを30個積み上げることによって、目標の3000万円が達成できるわけで、予算の3%強の案件を機首の1週間目で獲得できたと言えば聞こえが良いが、他に案件がほとんどない状況を考えると危機的状況には変わりない。
他の案件として、元同僚から突然のLINEが届き、治具の外注として今後何か具体的な話が出てきた場合には発注をしたいという話をいただいた。
細かい点で言えば、サーボモーターやシーケンサーのラダー作成というような技術的にやや不安な点もあるが、やってやれないこともないだろうし、本当に嬉しい知らせをいただけたと思っている。
一方で、ITC協会の専門家派遣の案件を一つエントリーしていたのだが、それについては、採用の連絡が届いていないので、おそらく他決したと思われる。
5回程度の訪問で合計10万円程の案件であるのだが、積み重ねとしては重要なものとなるので、引き続き募集をウォッチしてエントリーをし続けていきたい。
とにかく、一週間で売上60万円を積み上げなければ、目標は達成しないのだから、引き続き、種まきを必死にやっていかなければならない。
コツコツと対応するしかない
実作業としては、週に数回あるモビリティーのメンテナンスに加えて、温調デバイスの作成および、画像カメラの顧客要望の続きを進めている状況だ。
温調デバイスは週末にまとまった組立作業するとして、簡単な確認作業を平日に実行することにしている。
画像カメラについては、NG信号を既存設備に接続できないか、という話になっているが、メーカーに問い合わせを続けてみたところ、電話をいただけて、接続はノーという話に落ち着きそうだ。
であれば、直接画面を押す何かキットのようなジグを作る必要があるだろうから、その構想を作成したいと思う。
これについても売上ベースで10万くらいはいただけないか、しっかりと構想を練ってみよう。
目標3000万円に向けて、コツコツと対応を続けるしかない。