毎日更新 限定  起業日誌

263日目 遠方に仲間を作ることで何かに繋げよ

遠方に対してのビジネス依頼

土曜日に開催される地元のゴルフコンペに参加することに絡めて東京出張を入れてみた。前回4月の時も同様に東京での展示会を2件ハシゴしたのだが、今回は最初は八王子の部品加工会社へ行き、その後に幕張メッセに向かうという予定で動くことにした。

部品加工会社は、昨年所属していた会社の取引先の営業の方が、取引先を辞められて出戻りで転職された企業だ。

先日、玩具のロボットの設計依頼があった企業であるが、玩具の設計自体はいったんフェードアウトしているとのことで、今回は工場見学と開発部隊の方とのご挨拶での訪問となった。

本社地域以外にも福島県などに数か所の量産工場をお持ちとのことであったが、本社地区の工場を見学させていただいただけでも、機械、板金、樹脂成型、金型、手動プレス、など一通りの加工機を全て所有されており、複合的に加工ができることを特徴とされている部品メーカーであった。

普通に言ったら、板金屋とか機械加工屋というように分業化されているものであるから、少なくとも西日本では、ここまであらゆる加工機を所有されている加工屋は見たことがないし、全国でも指折りしかないのではないかと思われる。

その中で、メカトロ事業部という新規事業に取り組まれている部門の部長さんと課長さんにご挨拶をさせていただいた。

単なる設計外注として捉えていただき、仮に取引を始めたとしても、何も特徴もないし、500km離れたその間に、いくらでも設計事務所は存在するのだから、設計を引き受けるということはおすすめはしなかった。

それよりも、関西方面での試運転やメンテナンスなど、何か現場で確認をしなければいけない緊急対応やメンテナンス代行などの仕事がもしあれば、お手伝いする、という方向の方が上手くいくような気がしたので、その方向を強く推してみることにした。

展示会でも堂々と話ができると成長を感じる

午後からの展示会であるが、いつも大阪の展示会に慣れてしまっているのもあるせいか、何度も行ったことのある幕張メッセが、すごく大きな展示会場のように感じた。

人もとても多くて、さすが大きなマーケットが東京にはあると思わざるを得なかった。

電子部品関連の大規模な展示会であったのだが、大手との取引は今は考えられないので、小規模な事業者やスタートアップのエリアを中心に回ることにした。

スタートアップのエリアには昨年所属していたロボットベンチャーの企業も出展をしていたので、元同僚にも挨拶をさせていただいたし、他にもいくつか知り合いの方もおられて、そこは開業当初では考えられないくらい成長していると感じる部分であった。

また、一度3月頃にご挨拶させていただいた画像認識システムを展開しているスタートアップ企業が大きなブースを出されていて、単純に「すごいな」と思う一面がある一方で、「だからこそ市場がある」とも再認識できた。

価格面では、今こちらが対応しているシステムの方が圧倒的に優位差があるし、小規模事業者に展開するのであれば、余裕で勝てるのではないか、と考えられる余裕も出てきている。

来週の納品の後にも早くデモ機を作り上げて、お客様や関係する企業へ持ち込んでブラッシュアップをしていきたいと思う。

ITコーディネータ仲間と会食

夜は月島で、ITコーディネーターの研修を一緒に受けた大手企業の方と会食をすることにした。

話の内容としては、ITコンサルタントの実務の話から、ざっくばらんな話まで、色々と盛り上がって楽しい時間を過ごすことができた。

何といっても、コンサルタントの費用感が半端なく額が高いようなので、一件でも注文が取れたらすごいことになるという高揚感はあるものの、今この段階で追う市場ではないなと思いつつ、一つのサービスのカードとしては取っておくようにしたい。

あわよくば、部品加工会社と同様に、関西方面の仕事のサポートをさせてもらえたら、なんて言う淡い期待はあるものの、ひとまずは緩いお付き合いができればと思うところである。

とにかく、まだまだ出会いはいくらでもあるし、どこにビジネスチャンスが眠っているのかは分からないので、数多くの出会いを求めなければならないと再認識して、お互いに電車で遠方に帰宅することもあり早めにお開きにすることとした。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立