官公庁向けの入札について
行政と言えば、国や都道府県、市町村をイメージするが、公立の学校や病院も税金で成り立っている機関であり、そこから発注されるものは広く公募して発注することとなる。
いわゆる入札というもので、これはとてつもないお金が動いているものであるため、けっこう泥臭い営業をしているところや、うまくつながりを利用して受注を獲得している企業は少なくないそうだ。
今日は、入札案件をまとめたサイトを運営している企業の方とお話をすることができた。
会員となると月額10万円程度、ライセンスを1名の場合で6万4千円、さらに地域限定として30%引きということなので、利用料としては割高である。
これこそ、ネットが発達してもっと情報を開示できるようになれば、無駄な時間を費やさなくても良いのかと思うところである。
少なくとも、どの行政機関もHPは持っているので、入札案件を公開はしているのであるが、公募期間も短く、わかりにくい発信の仕方なのでほとんどの人が目に触れることはない。
不便極まりないからこそ、ビジネスが生じているとも言える。
今回は、このサービスはパスするが、地域限定であれば、定期的にポータルサイトなどを見に行って情報を得ておくことは効果があるのかも知れない。
RFIDは今後普及するのか
ユニクロなどで普及しているICタグを取り扱っている企業を訪問した。
薄いシール材にICとアンテナを印刷したものがタグに貼られているのがICタグであるのだが、このタグに電磁波をあてることで流れる電流から情報を得るものである。
バーコードと同じ働きができるというものであるが、利点としてはコードが見えていなくても読み取れるということだ。
逆に不利な点は、
- 水や鉄に弱く確実性に欠ける
- 目に見えないので不安
- 設備投資額が高い
と言ったことがあげられて、アパレル業界以外での普及がほとんどされていない状態である。
在庫管理や棚卸で一定の効果は得られそうな気もするが、なぜ普及しなかったのかを想像してみると、
- バーコード印刷の方が安いし、なじみ深く、目で見えるので安心して使えている
- 見えるように整理整頓ができていれば、そもそも見えないところを探す必要はない
- コードの番号と在庫品の情報紐づけに手間がかかる
- そもそも仕事だからと言って効率化を気にしていない
といったことが挙げられるが、物流業者が本気を出したら意外とあっさりと普及が進む可能性がある。
今のところ、ユニクロやビームス、SHIPSなどアパレル関係で使われているようであるが、効率化を図れるアイテムの一つとしていつでも提案ができるように、情報は常に持っておこうと思う。
貪欲に売り込み先を探す
開業して2ヵ月、慌てる必要はないが、配膳ロボットについては、闇雲に異業種交流をするのではなく、狙いを絞って当てに行く営業をすることに決めた。
当てに行くと言っても、直接訪問や直接DMをしても確率は下がるし2度目がなくなるリスクも高まるから、安直な営業は避けるとして、何ができるのかを考えていく。
数珠繋ぎとか芋づる式しか方法はないのだけれど、ターゲットを決めてそこから逆算して繋がりそうなストーリーを考えて、今ある手札を切っていくことにする。
まずは、ターゲットのリストアップを明日開始する。