決算申告の伝票
税理士の先生は近場の方かつ若い方がよいという判断で、八月にお会いした最初の先生に決めることにした。
1000万円以下の企業ということで割安にしていただいたのだが、決算報告については結局10万円必要という話で、色々と安い先生を探していたのに何だったんだという気持ちはないわけではないが、平均的な金額でもあるし、やいのやいの言わずに進めることにした。
契約書の取り交わしや伝票処理については、メールのやり取りがメインとなっており、面会した後に一度、お願いする旨を電話で伝えたきり、基本的にはメールでコミュニケーションをはかっている。
ちょっと気持ち悪い気もするが、別に何か障壁になるものでもなく、逆にオールドスタイルの面着を好む方々よりも精神的なストレスはないと言える。
昨日も伝票について、いくつか原紙の画像を送ってほしいというメールが来ていたので、遡って領収書の写真を撮影し、メールを送る作業を朝のうちに実施した。
期末締めから2ヵ月、という期限がギリギリになってきているが、もうここは先生を信じて進めていくしかない。
再会で方向性の再認識とスケール目標
お昼からは大阪産業局主催のセミナー工場見学へ参加するために、電車で一時間半かけてゴム製造企業へ訪問した。
参加した理由としては、講師の方とは一度ご挨拶をさせていただいており、向こうは当然覚えておられないだろうし、もう一度お話ができればと言う興味があってのことだ。
実際にお会いすると案の定、覚えていらっしゃらないのであるが、こちらとしてもちょうど独立したての頃にお会いしたということもあって、実際に何もしていない頃と、少し実績を積んでからお会いするとでは、大きな違いがあることも実感として感じたところだ。
とにかく、この起業家の方は、お仲間3名で起業したとは言え、7期目で既に100名弱の従業員を抱える規模となっていることに、心を揺さぶられる思いに駆られる。
上を見ればキリがなく、足元を見れば、生きていくに精一杯の状況であるのだが、やはり企業をスケールしていくというストーリーは、目標として持っておきたいオプションの一つでもあることは、正直に抱いてもよい感情だろう。
肌感覚として、受注ベースで規模を大きくするにはせいぜい20人程度が限界で、それ以上の規模にするためには、
- サブスク的な定期的な受注
- 大手から安定した注文を見込める
- 自社製品含め商品を安定的に販売する(できればコンシュマー向け)
このような、狙いを絞った経営方針が必要になると、セミナーを通じて聞き取った言葉の端々に感じることができ、とても参考になった。
プッシュユニット設計完了
ズルズルと遅れていたユニット設計について、一通りの詳細設計を何とか完了させることができた。
明日の朝、もう一度フラットな目で内容を確認してから、お客様へデータをお送りして納入のスケジュール調整へと進めたいと思う。
アルマキットについても、遅ればせながら20万円弱の見積を今日提示して、その回答を待とうと思っているところで、プッシュユニットについてもゼロ円対応とせずに6~8万円程度はいただこうかと考えているところだ。
とは言え、合わせても25万円という少額の案件であり、今期目標に対しても1%に満たない金額であることは危機感を感じておく必要がある。
どちらも足掛け数か月の対応となるのだが、実質作業を考えた場合には、せいぜい20時間といった程度で、大した工数はかけていないようにも感じる。
大切なことは、取りこぼしがないように、しっかりと対応することと、リピートを得られるように振舞うこと、そして実績をアピールして別のお客様から仕事をいただくような動きをすることだ。
