観念するしかない納税
9月締めの決算報告は猶予が2ヵ月間ということで、今月が締め切りなのだが、今月は30日が日曜日なので税金の納付は12月1日でよいようだ。
とは言え、決算の最終確定の連絡が税理士先生から届かないと思っていたら、昨日の夜遅くにメールをいただいていた。
少し修正を加えると言っていた固定資産についても、結局は資産計上をしたうえで、固定資産とはせずに申請をする、というイレギュラーな対応をする形となるため、一括原価償却とはならずに、25万円分の節税はかなわず、税金を納める形となった。
200万円の収益に対して、約23%の46万円、それに加えて消費税20万円、均等割り7万円を加えて73万円の納税をしなければならない。
キャッシュとしては100万円弱の収益になるため、残金としては20万円そこそこ、と言ったところか。
資本金100万円、信金からの融資300万円で合計400万円分の資産については、経営者への貸付360万円にほぼ吸収されているとみれば、概算としての経営活動の立て付けを把握することができる。
とにかく、キャッシュインフローを意識して、改めて自転車操業を前倒しして浮上するしかないと腹をくくることができた。
次週納品の整備
来週納品するアロマキットと停止ボタンユニットは、小物とは言えしっかりと対応をしなければならない案件だ。
土日で整備しようと計画していた通り、一通り確認と微調整は済ますことができて一安心といったところだ。
懸念としては、どちらも客様が本当に満足してくださるのか、という点で、特にアロマについては、20万円の注文に対して、だいぶ陳腐な出来栄えになってしまっている。
停止ボタンについては、リスクとしては当日の現場作業というところであるが、何か不測の事態になってもできる限りの対応ができるように、小道具は大目に持っていこうと思っている。
あとは、残件がでてしまったとしても、最後までお付き合いするということを約束して、何とか検収を上げていただけるようにコミュニケーションを取ることが大切だ。
手作りは楽しいが実用可能か
タンク変更と土木部品設計案件2件を進めなければならないのだが、どうしてもラベル自動化についての実験を進めたいと考えて、100均で色々と部材を揃えて段ボールにて試作をしてみた。
とてもお客様に紹介できるような試作品ではないが、それなりにラベルを剥がして、貼り付けができるような感じでもあるし、もう少し構想をねれば、予算の範囲内で何とか色々なアイデアを提案できそうな気がしてきている。
しかし、これを収益化と考えると、かなり難しく、この手の小規模事業者向けの活動は、本当に啓蒙活動と捉えて、できる限りの対応をするしかないのだろうと、改めて感じている。
要は、費用対効果を考えると、どうしてもお客様からは大きな金額をいただかなければならないとなるし、大きな金額をいただくと、品質を上げるために工数を多く取られることになる、というジレンマに陥ることが、ビジネスに向いていない、という結論に至る訳だ。
とは言え、実績を積むことで、実際には利益を生んでいない事例であっても、見せ方によってはブランド力の向上にもなるし、次の案件に結び付く可能性もあるのだから、声をかけていただいたことに感謝をして進めるしかなし。
