毎日更新 限定  起業日誌

672日目 大河滔々、思いを現実にさせるのだ

OB会にて最終目標の設定

かれこれ半年以上前から声をかけていただいていた野球部のOB会がいよいよ開催ということで、会場に行けば同期も含めた事務局をやってくれていたマスターズの懐かしい方々ともお会いすることができて、とても有意義な時間を過ごすこととなった。

元プロ野球選手の2名の先輩がメインゲストの会合であって、会の趣旨としても「現役世代への寄付金募集活動の一環」と宣言したのだが、集まった先輩後輩約200名の方々のほとんどが、その文言通りに受け取ってしまい、何故これだけの人が集まることができたのか、その本質となるきっかけは知らないであろう。

それは、マスターズの監督を務める一回り下の後輩が10数年前にOB総会にてマスターズへの参加を表明したところから始まるのだ。

当初はOB会からも却下を食らっているのに、有志を集め、やり続けることで逆に大規模なOB会の事務局までを務める運びとなったのだから、その情熱と取り組む姿勢に敬意と尊敬の意を抱かずにはいられない。

そして、最高顧問の85歳の先輩から100万円の寄付を現金で手渡ししている姿を見て、「ああ、こういう歳の取り方をしたい」とその場の多くのOBが思ったに違いないのだ。

何でも、その最高顧問は先日は市の教育委員会に1億円を寄付したというのだから驚きだ。

  • 80歳で1億円の寄付

一つの最終目標が定まったような気がしてならない。

タンク設計を進める

OB会は午後からであったので、午前中の少しの時間を活用して、タンクの設計を進めることにした。

詳細な設計はできずとも、図面を広げて確認をしたり購入部品を調査したりする作業は、場所を選ばずにどこででもできるはずである。

思えば、父親が他界した際にも葬儀までの2日間、悲しみ含めた色々な思うところはあったにせよ、時間を惜しんで設計業務をしていたことを思い出す。

気持ちが落ち込んでしまうときだからこそ、切り替えのために仕事に集中する、というのは逆に人間の本能的にも理にかなった方法なのではないだろうか、そう思うこともある。

翻って、本タンクの設計作業においては、かれこれ一月かけてダラダラと進められずにいたのは、他の業務を優先したという言い訳は多々あるにしても、無理やりにでも切り替えて対応する時間を設けていれば、こんなに遅れることはなかったのではないか、とも思うのだ。

一事が万事、事業活動をするにおいて、一人で活動をする際の精神的な甘さが出てしまっているのは、今後、従業員を雇入れるまで続くのか、今期はその点について、先を見据えた考察を深めていきたい。

評判の良くないお土産ビジネス

OB会の2次会は、年代の近しい仲間たちと楽しく居酒屋で会話をすることとなった。

サラリーマンの人がほとんどという中で、何名かは独立して活動をしている起業家としては先輩の友人が何名かいる。

その中で、お土産ビジネスの話を少しすると、そういった事業を軌道に乗せている友人からは「やめた方がいいよ」という芳しくない評価をもらうのだ。

一見すると、お土産ビジネスは全体の事業活動とはかけ離れた内容であって、そうではなく、今芽を出そうとしている事業に集中して上昇させることが大切だ、ということなのだ。

言われなくても分かる中で、どうしてやろうとしているのか、そこはこの一年間、ずっと自問自答をしていたことである。

  1. 本業の事業は金額的にも波がある
  2. そして定期的な収入を獲得することが困難
  3. 人を増やすにもタイミングが難しい

現在主軸の設計・製作事業においてのマイナス面が一つ上げられ、それを解消するために、機会と強みを活かし、日銭を稼ぐ、という趣旨でお土産ビジネスをやろうとしている。

加えて、ビジネスとは別の観点で、個人的な「仲間と何かを成し遂げたい」という単なる情熱がそこにある、という面もある。

お土産ビジネスは、資金を友人から集うために、あえて新株を発行し、そして、仲間に株主となってもらうことで、一緒にビジネスを動かしていきたい、そういう思いに至ったのだ。

簡単なことではないし、足かせになる事もあるのは事実でもあるが、そういう遊び心を持った活動を是非とも成功させて、世の中に「ものづくり」を発信させていきたい、そう思うのだ。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立