土日に落ち着いて設計を
注文をいただけるようになってからというもの、ちょうど法人登録をした一年前くらいからだろうか、外部からの問い合わせがない土日にて製作作業や設計作業を実行する、というのが一つの癖になっている面がある。
今週も、結局タンクの設計作業を平日に進めることができずに、土日を使ってある程度完成まで持っていく、という手段に出ることにした。
特に難しい設計という訳ではないが、従来機の変更という修正設計には当時の設計意図が不十分な場合には、とてもストレスが生じるというのは、どの現場でもあることだろう。
今回も、もれなく、従来機の設計意図が不明瞭で悩んだり、迷ったりすることが多く、変に時間を費やしてしまっている。
とにかく、あれこれと考えずに、今日は図面化だけに集中しよう、そう言い聞かせていくつか図面を作成していった。
簡単ではない電子回路
昨日、請求を立てさせていただいたアロマ用途の実験キットの続きとして、市販のディフューザーを改造して電源スイッチをショートさせる、ということを試みようと、Amazonで低価格のディフューザーを購入していた。
土曜日の今日、品物が届いたのでさっそく改造を試みたが、電源ラインをショートさせても思うように作動してくれない。
普通の電気設計者なら誰でも知っているような初歩的な認識不足によって、構想していたことが全く無意味であることに気が付くことができた。
やりたいことは、電源USBを差し込んだら、常に電源がONされる状態を作りたいだけなのだが、それには、タクトスイッチの電源ラインをショートしたところで、実現できないのだった。
困った時のChatGPTで聞いてみたところ、納得の回答を得られたが、それをどのように改造するかは、こちらには大した知見がない。
まずは部品を購入して、改造をトライしてみて、その後に、有識者である後輩にLINEで聞いてみる、という流れで進めて行こうと思う。
全てはリピート受注や今後の実績アピールのために、何でもやってみることが大切だ。
グランドデザインを再構築
昨今の国際状況を鑑みると、国であろうと企業であろうと、個人であろうと、将来を見据えたグランドデザインを持ったうえでの、現在の活動というものが、とても大切であることが本当によく理解できる。
30年先のイメージを達成するために、今を生きており、その過程で法人の事業を安定稼働させるというのが一つのテーマとして挙げられるわけで、その道のりの途中地点として今期の売上目標を3000万円と掲げているのだ。
早くも、その目標に達成できそうもないと諦めているからなのか、違う目標を立てようとしてみたり、別のルートを探る思考をしてみたりと、最近は芳しくない事業活動について自問自答する日々である。
- 受託型の設計・製作企業として規模を拡大させる
- 自社製品を開発・製造・販売するメーカーとして
- 設計をキーワードにプラットフォームを立ち上げる
- 自社制作の商品を販売するサイドビジネス
- 教育・コンサルタントを軸に規模を拡大させる
これらのグランドデザインと今期の売上目標が全く紐づいていないことが課題であることが分かってきたので、今一度、一つ一つ、可能性を探りながら行動計画に落とし込みたいと思う。
