毎日更新 限定  起業日誌

732日目 

イライラも案件を考えれば問題なし

設計業務を一生の生業にするつもりもなかったし、今もその気持ちはないが、曲がりなりにもベースラインの収入は設計で成り立っているのだから不思議なものだ。

設計に関わらずなのかも知れないが、外注を受けた場合に大切なことの一つに、要元の要求する内容とこちらが受け取った内容に齟齬がないことで、その際に気を付けなければいけないのが、明文化されていない内容について、どれだけ距離を詰められるか、ということだ。

中には、「お任せで」と言うお客様もいらっしゃるが、言葉通りにお任せでどっしりと構えてくれるパターンと、相手を試すようにお任せして、後からぐちぐちと言うパターンと、大きく二パターンがあるのは、どの業界でも同じなのではないだろうか。

どーんと構えてお任せしてくださるパターンは、どう転んでも何もお咎めはないので、思い切って取り組めるし、かえって良いアウトプットができることの方が多い。

一方で、後出しで細かいことを言われるパターンは、その人の特性を見抜いて、色々とやり方を変えて対応をしていくしかなくなっていくので、こちらのペースにはめることができなくなってくる。

今回の設計案件にしても、要元となる方の頭の中に構想が既にあって、それでも「外注にもっとよい構想を立ててもらえたらラッキー」くらいに思われているのか、入口は「お任せ」パターンであったものの、出口としては逐一細かい点の要求を受けている状況になる。

構想をしては覆されることを繰り返して、要求事項を引き出す作業が続いていて、二度手間な感じは大いにあるものの、下世話なはなし、時間で受託設計を受けている以上は、二度手間分も売上に繋がるのだから、ベース収入としては全く持って助かる部分である。

業者探しも紹介を受けるのも仕事のうち

目先の設計案件だけで不安はあるものの、小さな依頼はいくつか入ってくるようになっていて、そのうちの一つに、元同僚の先輩からの土木工事用部品の製作依頼がきている。

精密板金加工とは異なり、土木系の部品となるため、精度は問わないし楽ではあるのだが、果たして、そのような加工を精密加工屋さんにお願いしてもよいものなのだろうか、という疑問が湧いてくる。

例えば、いくつか思い浮かぶ精密加工屋さんに直接相談をした場合には、無理にでも引き受けてくれそうなものであえるが、関係性を構築するという意味では、紹介を受けての依頼が一番よい気がする。

紹介元となりそうな方々も何人か頭に浮かぶので、簡単な資料を作って相談をしてみることから始めようと思う。

マインドフルネスは効果あるのか

今年に入ってからは、設計作業や事務作業が多いため、集中と切り替えの重要性を考えることも多くなり、そのために瞑想を取り入れてみることにしている。

5分から10分で実施できるため、手軽であるという部分はあるが、いま一つ効果が出ているのかまでは分からない。

こういった取り組みは、続けることに効果があるのだと思うし、少なくとも今期中はできる限り毎日実施する方向で活動をしてみたいと思う。

メモ書き、ショート業務の繰り返し、スケジュール見直し、など朝活に絡めた活動をこれまで実行してきたが、どれも効果抜群で定着した、というものはない。

マインドフルネス瞑想も定着をさせる気はなく、ここぞという切り替えの時にスムーズに対応できるようなスキルを身につけておく、というイメージの方が強いかも知れない。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立