何かと法務は必要になるだろう
交流会で知り合った法律事務所の方2名とオンライン面談を実施した。
先方の1名は完全に部下のような形で相槌を打つだけだったので、会話としては30分、ほぼ上司と思われる方とのキャッチボールとなった。
と言っても、こちらの事業のことについて質問をされるだけであったし、そもそも弁護士の費用は時間単位で高額なことは知っているので、ただでお話ができるだけでも光栄だ。
短い時間で事業を説明しようとしても、やはりターゲットであったり明確なビジョンが見えにくいようで、結構多くを説明しなければならなくなってしまった。
サービスとしては、1年間のスタートアップ支援コースに入ると、月に30分の相談が3回まで可能となるもので、月額3000円の顧問契約という形をとってもらえるとのことだ。
もちろん1年後には本契約で月額が数万円に跳ね上がるのだが、事業が立ち上がらなければ延長もあるし、立ち上げのためのマッチングなどサポートも色々としてくれそうである。
信用金庫や商工会議所と同等かそれ以上のサポートが期待できそうな雰囲気はあるので、すぐに契約することにする。
内装業の省力化 共同出資は断る方向で
有効引合いの一つである内装屋社長の事務所を訪問した。
勝手に決められてしまっている週次の定例ミーティングだ。
注文に繋がりそうであるため、結構時間をかけて構想を練っているところで、今日も一つ運搬用のアイデアをメモ書きして、全体のスケジュール感と費用感を資料に添えて訪問した。
この案件で一つ気がかりだったのは、先方は共同開発にしたいと思っているようで、そのためには合同会社にしようと持ち掛けていることだ。
利益も折半にしようと言っていて、事務所の空いているスペースは自由に使っていいよと言ってくれていたが、どうも怪しい雰囲気になってきている。
どうやら、社長としては、スペースの有効活用や事業拡大を考えていたようで、その一人のパートナーとして私をチョイスしている感じなのだ。
それは百歩譲っていいとしても、パートナーとして扱うにしてはあまりにも一方的な感じではあるのだ。
例えば、「塾を開くならこの事務所でやってくれ」とか「週に2回は事務所で対応してほしい」とか、会話の節々で自己中心的なコメントが多かった。
そして何よりも、提案している運搬器具について内容をあまり理解しようとしておらず、自分の理想だけを言っているだけであって、話していてよくない気がしてならなかった。
次回の打ち合わせか、その前に、合同会社の話は白紙にして、注文をもらえないか、ということをしっかりと伝えることに決めた。
のどから手がでるほど欲しい案件であるが、流れてしまったとしても仕方ない。
新たな出会いからの受託の予感
展示会で偶然であった元同僚が働いている設備会社に改めて挨拶訪問に訪れた。
だいぶ時間が過ぎてからのメールにも関わらず、すぐに電話をしてくださって、夕方18時からと遅い時間でも対応をしてくださった。
内容としては、半導体向けの設備修繕で今は忙しいらしく、外注先を探しているとのことであった。
設計もできて装置を組み立てて納品するまで丸々対応できる人がいいということで、それなら自分でもできそうだと感じた。
ネックとなるのは、場所や納期などの対応ができるかということで、これから新規で対応するしかない取引先とどのように交渉するか、というのが心配なくらいだ。
3名の営業で月に3億稼がないといけない、というのはとてもハードな予算の組み方だ。
絶対にオーバーフローしているはずだし、猫の手も借りたい状況が続いているに違いない。
今すぐ案件がないとは言っているが、すぐに案件は増えていくだろうから、何かしらのふるいがけで引っかかれば、うちに声をかけてくれると感じた。
前々職と取引もあり、特に近い存在であった先輩の名前も挙がって、良い関係は築けそうであるし、何よりも中の良かった元同僚も別の支店で働いているという点も追い風だ。
よくある案件としては、安全対策と省力化対策ということで、そんなに難しいことはしておらず、想像するに泥臭い対応で仕事を取ってきている状況のようだ。
事業の立ち上げの食いブチとして、半導体装置や電池設備の特注対応を受けてもいいと考えている。