何を言われても動じない
設計案件は、要元の担当の方が土日も動いてくれているので、週末になるとデータを投げて進捗報告をしては、ダメ出しを食らって次週やり直す、という流れができつつある。
今日も、設計したハンドユニットに対して、ガイド部品を取り付けるようにして欲しい、という要望があり、それに応えるべく段取りを考えたところだ。
要元側の後出しじゃんけんと言えば、後出しじゃんけんであるし、こちらが気が付かぬ部分を歯がゆく思っているのではないか、と言われれば、こちらに落ち度があるようにも捉えられる。
不平不満は尽きないのが、設計仕様のない設計依頼であって、ちょうど家電サポートのプログラム作成と似た構図となっているように、グレーな取引を進めるとこうなるのは当たり前なのかも知れない。
とにかく、後出しでも何を言われても動じずに対応をする必要があるし、その分の工数請求は毅然として請求しなければならない。
ただし、この先設計チョンボでの不具合工数が発生した場合には、こちらは請求しにくくなることもリスクとしてはある話で、この点について、場内外注として貼りついた設計業務を受注する方がリスク回避できるのは分かっていることだ。
設計業務を主たる事業としてやるつもりもないところが、会社としての危うさなのかもしれないが、その考察はもう少し先にすることにする。
今は無心で受けた仕事に集中してアウトプットを出すことだ。
少しでも出会いを求めて
設計案件に追われているからこそ、タイミングを見ながら交流会など少しでも出会いの場に参加するようにしなければと思うようになってきている。
- 毎月恒例のセミナー交流会
- 年に5回開催される大学での交流会
- ITC協会の例会
その他にも交流会というものは行こうと思えばいくらでも参加できるし、展示会も久しく行っていないので、それで出会いを求めてもよいだろう。
とにかく、ゼロからイチを生んだ原動力は出会いしかなかったのだから、その芽を摘まぬように、少しでも出会いを求めて行動するようにしたいところだ。
新規案件の相談に現場訪問アポ
毎日設計案件で工数を使っており、その分は請求をしているから精神的には安定しているが、新規案件を生むための行為が全くできていないことに焦りを感じている。
そんな中、設計案件をいただいているお客様の別の営業担当の方から連絡をいただき、メーカー訪問に同行して欲しいと言われている。
お客様としても営業をかけて設計案件を取得して製作案件へつなげたいという思いがあるため、その点についてはこちらと利害関係が一致しており、メーカー訪問は快く受けることにしている。
お客様が仕事を取って来てくれなければ、こちらの仕事もベースとして見込むことができない訳で、この状態が良いか悪いかと聞く人に聞けばよくない状況であろう。
一方で、今年一月から始まった関係性であって、ようやく半年を迎えるくらいの取引量であるのだから、もう少しこのまま継続してみて判断なり方向転換をすればよいという意見もあるだろう。
何よりも、半年前と比べれは、何もなかった状態からは進歩している訳で、その点についてはお客様に感謝しつつ、共に次の案件を取れるように連携していくしかないのだろう。