毎日更新 限定  起業日誌

512日目 生きてこそ

限りある命

昨日の夜に地元で開催していた闘病中の友人を励ます会は、本人は容体が芳しくなく不参加と聞いていたのだが、どうやら最後の力を振り絞ってお店まで来たようだ。

その話をリアルタイムで聞いていて、いくらステージ4とは言え、半年くらいは・・・と思っていたところこの1ヵ月で病状は急変していたようだ。

夜もあまり寝られずに日曜の朝を迎えたのだが、明け方に息を引き取ったという連絡を受けた。

まだまだ人生これからと思っている47歳には、正直言って衝撃的な結末である。

癌を告白してくれてから2ヵ月、あまりにも早すぎで何もできなかったし、それどころか、なんて言葉をかけてよいのかすらも分からない、無念でしかない。

今、言葉で言い表すこともできないくらい気持ちの整理もついていない。

日曜日でも集中して進めよ

気持ちは整理できていなくても、やらなければいけないことは粛々と進めなければならない。

日曜日だからこそ問い合わせもなく、集中して図面化の作業を進めるしかないし、逆にこんな時だからこそ、やることがあって有難いと思って没頭しようという考えに至った。

死んでしまっては何もできない、死ぬほど苦しい思いなんて、仕事をする上ではあり得ない、そう思うと急に体が軽くなる気分にもなるし、変な集中力も出ているような気もする。

100枚の図面に1分を費やしたらそれだけで2時間、そんな計算をしながら100本ダッシュをしているような、ドリル感覚で無心でタスクを進めていこう。

やるべきことができていない

精神的に不安定であるからなのか、先々の受注案件が枯渇している状況に加えて、やるべき事の一つでもあるHPの更新が全くできていないことにふと気が付いた。

色々な思考の先にたどり着いたことなのだろうけれども、HPの更新は引合いをいただいた際にはとても重要である。

なぜならば、BtoBにおいては、こちらに依頼をしようと考えてくれている方は、必ずHPを見に来て、どんな会社なのかを確認するからだ。

そもそも、突貫工事で作ったHPに対して高い管理費を支払うくらいなら、この辺りでリニューアルをしても良いような気もしている。

知り合いのWEB制作企業も増えてきているし、個人事業主とも関係を構築できているのだから、一度思い切って作り直すこともやってみたらよいかと思うようになってきている。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立