手間暇かかるシステムの簡素化は難しい
設計案件を受けるにあたり、意外と忘れられがちなのが、設計環境についてで、設計はできてもCADツールを使いこなせない、という方が多いのが機械設計の世界だ。
それに比べてソフトウエア設計の世界ではさすがにソフト環境音痴の方はやっていけないというところもあって小さな業者も数多くあるのが現状だ。
機械設計においては、依頼元が持っている図面のフォーマットはもとより、リストや番号等をどのように扱うのか、という点で大したことはないが意外と大きな壁となって設計外注として立上げができないという状況があるのではないだろうか?
一般的に普及されているCADツールとなるとソフト購入費だけでも100万円はするし、とても小規模事業者としては手が出せないところであったのであるが、今はWEBツールで年間コスト10万円以下で使えるものもあるから助かっている。
しかし、どうしてもシステム上の手間暇はかかってきてしまい、直接設計には関係のない単純作業だけで一日を費やしてしまうこともざらである。
何人かユーザーのいる企業であれば、コストをかけてでも効率化をはかるのだろうけれども、現状一人社長でやっているうちは、お金をかけて効率化をはかることは難しい。
この辺りにも、設計外注としてやっていくことの限界も感じている。
であれば、企業に常駐した設計外注としての道もあるかも知れないが、それは全く持ってゴメンであると考えているのだから、早いところ別の事業でも収入額を増やす施策を考案していかなければならない。
このまま設計をやるだけではダメだ
事業の柱として、現在一番候補に挙げているのはお土産ビジネスだ。
補助金の申請が通ったら、真っ先に活動を開始させたい事業である。
このまま設計をやるだけではダメだ
では、補助金が通らなかったらどうするか?
次の公募に申請して、あくまでも補助金がついてからの活動にするか、補助金なしで活動を開始するかは、資金面でよくよく考えなければならない。
それに加えて、別の柱となる事業について、何かおぼろげながらにある訳でもなく、何となく事務所兼アトリエを用意できるくらいの売り上げがたって、ものづくり系で活動を継続していれば、それなりに規模を大きくできそうな気もしている。
なぜならば、この世界はどうやら「継続すること」と「横のつながり」の関係性を守っていれば、それなりに仕事は回ってくるものであると体感しているからだ。
そして、何よりも実績が一番相手には効いてくるものであって、創業して2年、3年と経過するにつれて、信頼感が出てくるというものだ。
それと、兼ねてから視野に入れていた教育事業についても、そろそろ動き出しても、信頼感の得られる事業にできるのではないだろうか?
案件のアポイントを週明けに
案件のアポイントを週明けに
先月から、設計案件に追われる形で進められていなかったが、土木用部品の加工手配をそろそろ進めなければ、8月末の納期が難しくなってくる。
カメラ案件と同じく、期限を決めて、それに対して鞭を打って動くように自ら仕向けるために、次週早々の月曜日に打ち合わせをさせていただくことにした。
数日前にメールをしておいたが、どうやら依頼先の社長はあまりメールを見られないようで、電話一本でアポイントを取ることができた。
明日からの土日は通夜告別式でバタバタするが、空いた時間を有効に活用して図面作成を進めたいと思う。