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780日目 3ヵ月先から半年先まで見据える姿勢

何とか納品できてホッと一息

かれこれ受注いただいてから2ヵ月も経ってしまった画像認識カメラについて、今日は大きなトラブルもなく設置完了ができた。

残件として、NGサンプルの撮像等、何個かタスクはあるものの、こちら起因ではないため、すんなりと作業報告を済ませ、次回訪問のお約束をして16時前には現場を出ることができた。

手配や設計の準備期間を除けば、実質、先週の土日の2日間で組立調整までを行うことができたし、搬出から搬入とこれまでの経験も相まってか、だいぶ効率化ができてきているような気がしている。

目標としては、次のカメラ設置を年内に据えて、継続してサポートを続けていかなければいけないし、初めてのお客様と言っても過言ではない企業であるので、お互いに成長できるように、その点でも踏ん張って事業を大きくして、末永いお付き合いができれば、と思わせてくれる企業である。

手伝いも解除されて前倒しでプレゼン対応

カメラ設置作業の合間に、次週にプレゼンを控えている、補助金サポートをしている社長からの電話に折り返してみると、ご本人はいつも通りのやる気に満ちており、こちらが用意したプレゼン資料にも納得いただいているご様子であった。

「夜はお店の手伝いがあるので、明日の11時までにはプレゼン資料の修正をします」とお伝えして、電話を切ったのだが、工場帰りにお店に立ち寄ってみると、今日は手伝いなくても行けそうだ、ということだったので、空いた時間に前倒しでプレゼン資料を修正することができた。

大きな流れを変更することもなく、内容的にも数値の齟齬等もなく、ほぼそのままお渡しできるような感じであることも確認し、行間を揃える程度の微修正を行った。

すぐさま依頼元の社長へ転送とも思ったが、一晩寝かせて、もう一度確認するようにすることにした。

まずは月単位での前倒しを

とにかく、注文のあるうちは、保留して待つことなく、さっさと納品をして、次の案件を取る、という姿勢が大切だと最近は思うようになってきている。

スケールアップを考える前に、一人でもどこまで効率を上げて事業展開できるか、1ヵ月、2ヵ月、3ヵ月先までの予算をできる限り前倒しでこなすチャレンジも大切であると、今は捉えている。

少なくとも3ヵ月先までは資金が持つように、かと言って先々まで見据えてという訳でもなく、「3ヵ月あれば新たな仕事を創出できる」そういう余裕さえ生まれるような事業活動が小規模な事業展開をしている企業にとっては大切だ。

その中から、属人性を排除した形でスケールアップができる商売を見出して、雇用を増やしていくということがセオリーであると、店舗の手伝いとカメラ納品という、この二日間のタスク遂行で感じたことだ。

いずれにしても設計案件は、現状のお客様との関係では、スケールアップは望めないので、であれば一種の「セーフティーネット」として活用させていただき、できる限り案件は前倒しで対応し、ベース収入を3ヵ月先まで見越したうえで、別の事業を育てる、という方向性で残りの2ヵ月強、および来期の四半期となる年内は行動していこうと考えている。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立