海外勢の多い展示会
金型と樹脂成型の展示会に参加してきた。
これまで参加したことのない展示会であったが、想像するに、20年前は携帯電話は薄型テレビの隆盛で、とても賑わっていた展示会であったのだと思う。
それが今では海外加工会社の出店がとても目立つ展示会となっていた。
どの展示会でもキーエンスが出展しているのは流石とは思うが、全体的には今流行のDXやAIということを表に出した展示も少なく、どこか元気のない印象を持ってしまった。
その中で、挨拶をしたのは、ヘラ絞りの加工をやっている静岡の企業と大阪の企業の2社だ。
これは、蒸留器の製作依頼先として持っておこうと思う。
あとは、長野の精密プレス屋さんがあまりにも暇そうであったため、時計の設計の話題などで少し長めに話をしたくらいで、大きな収穫もなく会場を後にした。
初めての交渉
もはや定例ミーティングを毎週設定されてしまっている内装業者の社長と夕方に打ち合わせを実施した。
こちらから伝えることは一点、共同出資での会社設立の話は保留にするという話だ。
とにかく今は、開発受託という形の発注ベースで動くようにさせて欲しいということをしっかりと伝えることができた。
将来的には共同で会社設立ということも言われたが、そこはどうなるか分からないので、曖昧な返事をした。
気持ち的には、将来的にも合同会社を設立することは不可と思っているが、今断りを入れてしまえば、ここまで進めてきた内装資材運搬器具の注文も吹っ飛んでしまうし、喉から手が出るほどのゴールも破棄となる恐れがあるからだ。
なぜ、将来的にも共同で事業をやることにネガティブなのかと言うと、一言で言えば、馬が合わなさそうということだ。
年上であって、話は普通にできるのだけれど、初対面の時、二回目の食事会、振り返ってみると、ちょっとした発言等に違和感を感じるため、大原則としてある「直感を信じて決断」というところでNGの判断をしたところだ。
とは言え、補助金の話や紹介の話など、今後の展開によって、こちらにもメリットがありそうなところではあるので、良好な関係を保ったまま打ち合わせを終わらせることができたのは、交渉としては成功と言える。
荷物搬入は家族一同で
明日の夜から東京に移動だ。
そのために、配膳ロボットを自家用車に載せるという作業を家族総出で実施した。
貨物用の車両ではないため、ロボットを斜めにしながら積まなくてはならず、結果的に4人で力を合わせて詰め込むことができたのだが、一人では到底不可能のことであった。
力仕事とは言え、事業のことを家族で対応したということは、子供たちにとっても良い経験になるだろうと思う。
どんな小さなことでも仕事は仕事であるし、事業の一環であることには間違いない。
5日間も家を離れることになり迷惑をかけるが、その分、しっかりと段取りを立てて良い結果を出してこようと思う。
- 初日は展示会2件をハシゴする
- 二日目はゴルフ(友人とは言え一つでも案件に繋げる)
- 三日目はリフォーム会社の友人と食事
- 4日目はオンライン打ち合わせと大学訪問
- 5日目はロボットのプロモーション撮影
事故なく、無理なく過ごせるように落ち着いて行動していこうと思う。