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29日目 止まっていても情報だけは得る

明日は、久しぶりに前職の企業へ訪問して、やりかけていたプロジェクトの引継ぎをしてくるため、その準備に追われる一日であったが、その中でもいくつか情報を得ることができた。

そう簡単にはいかない

連休前の木曜日から週末にかけて、何件か問い合わせや御礼メールをした相手からの返事を期待した月曜日であったが、反応は一件もなかった。

そう簡単にはいかないのは分かっていたが、少し期待してしまっていただけに、残念な気持ちの方が強い。

先方の事情もあるだろうから、ここはしばらく待ってみて、それでも反応がない方へは、再度連絡をするようにしたいと思う。

そんなことに一喜一憂する前に、もっと知り合いを増やしてファンを獲得していかなくてはならない。

新規事業立上げとビジネスマッチング

新規事業の立ち上げに困っているのは、大手企業の方が状況がひどいらしく、今日WEB打ち合わせした企業は、そこに目をつけてビジネスマッチングとコンサルティングを掛け合わせたようなビジネスモデルを構築されていた。

大手企業相手に新規事業のサポートをしている企業であるので、WEB面談をしましょうと言われても、「開業して間もない私には何も協力できることはないですよ」と言って断っていたのだが、それでもいいから話をしましょうということでWEB打ち合わせを受けることにした。

色々とコンテンツを用意しているようであったが、個人事業としてやっている私でも、マッチング先としてエントリーだけしておいて欲しいということなのだ。

一つは、大手企業の方が市場の生の声を聞きたいというニーズがあるのに対して、回答役としての登録があるということなので、あまりメリットがないとは思うが、藁をもつかむ状況であるので、断る理由はなく、登録をすることをお伝えした。

二つ目として、これはまだ具体的なビジネス化はできていないが、大手企業とは言え、得手不得手もあるし、相談役としてもしかしたら役に立てる可能性があるとのことなのだ。

その場合、費用としては仲介業者に多くのマージンが行くのは仕方ないとしても、大手企業の新規事業部の方に対して、今持っている知見を提供するということで喜んでもらえるのであれば、惜しみなく伝えていきたいと思う。

具体的に動く案件に繋がったり、大きなメリットになるような付き合い方ではないが、一つのチャンネルとしてはありだと感じるので、引き続きこの企業とは付き合いを深めていくことに決めた。

Instagramのマーケティング

もう一軒、WEB面談をしたのは、SNSでマーケティングをしてくれる企業である。

SNSを活用したビジネスと言えば、まずは認知獲得して新規顧客へつなげること、もう一つはイメージを高めるブランディング戦略である。

現状、立上げたばかりの事業であるので、喉から手が出るほど初受注が欲しいことを伝えると、色々と親身になって考えてくれる方であった。

アイデアベースであるが、なるほどと思ったコメントとしては、

・飲食店へ営業をかけるなら例えば食レポの設定でアカウント登録する

・数か月で投稿を重ねることでフォロワーを一定数まで増やしていく

・フォロワーが増えたところでDMを送って、取材させてほしいという形で訪問アポ入れる

というように、影響力をつけてDM作戦というのが、真っ当なやり方となっているとのことだった。

その他にも、営業をかけたい飲食事業者があるのなら、まずはアルバイトの募集を見てみというものだ。

もし募集をしているのであれば、人手不足なのかもしれないし、ロボットの話を持ち掛けやすいのでは、というアイデアであった。

実行するかは置いておいて、人と話をしていると色々とアイデアがでてくるものだと思った。

この企業はInstagramを得意とする企業で、月当たり20万円がスタンダードプランだということであった。

特に契約期間を設けているわけではないとのことであるが、3ヵ月お願いしたとしても60万円が吹っ飛んでしまう。

なるほど、この業界が今ぼろ儲けしている理由がよく分かった。

事業が立ち上がって、費用対効果が見込めるようになればお願いすることを伝えてWEB面談を終了させた。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立