毎日更新 限定  起業日誌

60日目 現場作業はほどほどに

一日拘束される仕事について

今日は、久しぶりに始発の電車で神奈川県の現場に向かった。

前職のプロジェクトのお手伝いだ。

時給にすると3000円足らずなので、アルバイトレベルであるが、お世話になった恩返しと、多少は売り上げの足しになるということで引き受けることにしている。

雇用関係でやっていた時と別段変わらないはずなのだが、なぜか心の持ちようとしては全然ちがっていて、請負契約関係であると、少し緊張感が出るということと、少しの余裕が生まれているような気がする。

余裕というのは「他の事業もやっているんだぜ」という心持なのかも知れないし、休憩の合間に事業についての電話やメール対応をしている自分に満足しているのかも知れない。

とは言え、時給での仕事をしてしまうのは経営者としては良くないことなので、早く抜け出さなくてはいけないし、逆にどれだけ利益が出せるようになったとしても、時給で働ける場所を残しておくのは人間の振れ幅としては良いことなのかも知れない。

丁寧な対応をしてくれる方々

ここまで売り上げが立っていない状況から、次の手を考えていかないといけない。

これまで交流会で引合いになりそうな案件は何個かあるが、その特徴としては、向こうから声をかけてくれたということが挙げられる。

交流会にしても、質問などを積極的にすることで、こちらの事業内容を数秒で把握してもらって、向こうから声かけいただく、これが良いのかも知れない。

次は信用金庫に近づいてマッチングをしてもらおうと思う。

そんな中、売り上げが立たなくとも丁寧な対応をしてくれる方とは、今後お付き合いを継続したいと思わせてくれる。

今日もメール返信してくださった方がおられる。

  1. 以前面談をした焼肉屋の人事担当の方が店舗経営についての効率化について考察した結果を回答してくださった
  2. 電子タグを製造されている企業の方が工場見学をアレンジしてくださっている
  3. 創業セミナーで挨拶したコンサルの方から、いつでも相談してくださいというコメントをいただいた

どうなるか分からないが、心地よい付き合いができそうな気がする人は大切にしていこうと思う。

HPから仕掛けるプッシュプル戦略

いよいよ明日からリニューアルしたHPが公開される。

名刺代わりであるが、これである程度事業のイメージを持ってもらえる情報となりそうなので、これを機にプッシュできるところとプルしてもらえそうなところに営業をかけていこうと思う。

  1. マッチングサイトへの登録や信用金庫への連絡
  2. 引合いになりそうなところへのアピール
  3. 試作ネットなど各種コミュニティーへの参画

HPの内容としては、多少修正が必要であるし、これから実績などを追加していかなくてはいけない部分は多々あるが、制作担当者には「とても満足している」と伝えた。

担当の方も喜んでくださっているので、いったんはリリースすることとして、一ヵ月かけて修正をしていく方針にすることに決めた。

とにかく、売り手にも買い手にも、どちらにも気を配り、お互いに気持ちよく仕事ができるように、時には譲歩しながら進めなくてはいけない。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立