頼られる安心感
半年先に起業された先輩起業家から連絡があり、デバイスの試作設計をお願いしたいと頼まれた。
思えば、起業してから誰かに頼られたこともなく、ただ一方的にお願いしますと頼っていたような気がするのだが、改めて頼られることの尊さを感じた。
何ができるか分からないが、「これまでの経験をフルに活用して、先輩のために頑張りたい」純粋にそう思えるのが、一番良いことなのかも知れない。
連休初日の今日に早速メールが来て、資料を一枚添付してくださっていた。
連休中日の平日に打ち合わせをする約束なのだが、事前に情報を開示ということで、すごく信頼をされているのも感じる。
- 分類はクラスⅡの医療診断機器である
- 販売やデザインなど協業先が既に決まっている様子
- なぜうちに頼ってきたのか?
- 製造先は決まっているのか?認可は?
- 品質保証はどうするか?
挙げればキリがないくらい色々と出てくる。
前職で製品化を散々やってきた身としては、懐かしい気もするし、どうしても100点をめざしてやらなければ、という強迫観念に駆られてしまう。
ここは、求められることは全て対応する姿勢で臨もうと思う。
一生懸命に答え合わせ
休日でもあるため、家族との時間を設けながらも、マーケティングについてのおさらいを繰り返し実施している。
できていること、できていないこと、色々と出てくるのだが、開業する前と後で明らかに違うのは、実行できているか、できていないか、その観点で知識や情報を入手しているという点だ。
- 友人を活用して物販の販促をする
- 見込み客のリストからニュースレターを送る
- チラシページを作って届ける
- Instagram、X、Facebookのそれぞれの特徴を活かして更新する
サラリーマン時代には、ビジネス書を読んでも、「これは承認を得ないと動けないな」とはか、「この会社では実行不可能」と決めつけて、本に書いてあるほとんどの施策を実行することはなかったように感じる。
それが今や、具体的な施策の一つ一つを今すぐに実行に移せるようになっている。
これは、独立することの醍醐味の一つであり、人生が好転しそうな予感のする一番のポイントなのかも知れない。
小さなことでも試して経験する
SNSの活用については、下記の3つで回せるように進めている
- エックスの投稿は毎日続ける、対象はモノづくり系、加工業者等とエンゲージメントを高める
- Facebookは、起業家や投資家が必ずやっている、日々の出来事を週一回は最低更新する
- Instagramは、店舗系の販促用に更新、今は配膳ロボットだけであるが、ココの商品やサービスのボリュームを挙げる
続けていけば、ある程度のフォーマットが決まってくる感覚は掴めてきているので、怠けずに無心で更新を続けるようにする。
この中で弱いのが、飲食系の対応なのだが、それでも配膳ロボットがボリュームでかいからいいかなと考えていた。
しかし、補助金の販売事業者として登録できないとなると、次の施策を打たないといけない。
ターゲットのお客様である店舗経営者がどんなことを悩んでいるのか、を想定して、その悩みの中の「小さいことだが大切な、かゆいところに届く程度の価値を提供する」というコンセプトで商品とサービスをそろえてアピールしなくてはならない。
現段階で、いくつかネタやアイデアはあるのだが、どれもガラクタ並みのネタである。
- カッティングシート
- 電子スタンプ
- 樹脂シート印刷
- 在庫コード表示
- 3Dプリンタで作るアイテム
事業のコンセプトとしては、小規模事業者向けの効率化や自動化のサポートとしているのだから、店舗向けのアイテムを増やすのは、悪くはないと捉えているが、いまいちのような気もするのは確かだ。
しかし、集客のツールであるInstagramを活用するにはちょうど良い練習材料だと思うので、まずは、カッティングシートで反応を見て、どうするかの判断をするように動くことにする。