今日は、雑誌のインタビューやイベント、展示会と人に出会う機会が多いので、熱量を持って初対面の人に対峙することをテーマとした。
接着の展示会で思わぬ展開
毎月恒例となりつつある、大阪の商工会が主催する技術系の展示会だ。
例え、いい出会いがなくても、先端の技術やトレンドを知ることができるので、参加するようにしている。
今回は、接着技術ということでの展示であり、基本的には量産品向けの接着剤やシート材、コーティング剤などの展示が多かった。
その中で、ブースに立ち寄り名刺交換したのは以下の3件である。
- 主に食品設備に使われる表面処理とコーティングに強い商社
- チューブ充填設備を持つ製造会社
- LEDを使った設備製作会社
今、取り組んでいる食品工場の自動化について、もしかしたらコーティング等でお世話になるかもと思って声をかけたのが①の商社である。
②の製造会社は、元々接着材の充填をやっていた会社で、最近はプライベートブランドのハンドクリームなどの充填も受託しているとのこと。
驚いたのが、昨日必死に調査していたアルミチューブ充填装置を所有しているとのことで、近いうちに工場見学をさせてもらえればと考えている。
まさか、昨日の今日でこんな出会いがあるとは思わなかったが、やはり出会いを求めて動くことが運を引き寄せる唯一の方法なのだとつくづく思わされた。
③の装置メーカーは通り過ぎようとしたときに、住所が近所であったこともあって、戻って声をかけさせていただいた。
話を聞くと、設計者が不足している時があり、外注を探しているとのことなので、受託先として話が膨らみそうな気もするので、訪問を仕掛けたいと思う。
次のインタビューが控えているので、さッと一周回っただけの展示会であったが、思いもかけない出会いがあって、良かったと思う。
インタビュー
昨日、突然の電話から急きょ決まったインタビューであるが、狭いマンションの一室をレンタルスペースとした場所で行われた。
インタビュー記事としては、10年以上続いているとのことで、全国の経営者に著名人がインタビューをするというコンセプトで、既に数千回を超えるものであるとのことであった。
さっそく、インタビューに入るのだが、経歴ややっていることなど、簡単な質問があるのに対して、ほとんど一人でしゃべりつくしていた30分間であった。
初対面の人にどのように感じ取ってもらって記事になるのか、あまり戦略的なことは考えずに想いの熱さを伝えたつもりだ。
経歴を聞かれたので、となると20年も務めた前々職の会社のことが主な話の内容となってしまうのは仕方がないことではあるが、悪いことは何一つ言っていないし、社名も公開していいとお伝えした。
とは言え、あまりにも過去の話ばかりの内容の記事となっていたらテコ入れはしてもらおうと思う。
また、ものづくりや機械いじりは楽しいということを伝えたが、怖さもあることを言い忘れていたので、それもできれば加筆してもらうように交渉する。
スタートアップへの憧れ
夕方から夜にかけては、VCが主催するスタートアップのイベントに参加してきた。
トークセッションにおいては、同世代の起業家とVCの苦労話をしていただいたのだが、ゼロからスタートさせて売上数十億にまで持っていくストーリーを生で聞くことができて、とても刺激を受けてしまった。
「学生の頃から憧れていたのはこの姿だ」と、再認識することができた。
今は、「メシのたね」としての事業立上げであるが、並行して、スケールアップをさせることや、尖ったコンテンツを開発して資金調達するストーリーも考えていきたいと心が動いてしまった。
交流会では、相変わらず金融関係と士業の方々が多い交流会であったが、何名か起業家の方にもご挨拶させていただけたので、全体的に参加して大満足のイベントであった。
殻を破るまであと少し、そう感じられる一日であった。