毎日更新 限定  起業日誌

135日目 良い刺激も悪い刺激も出会いから

気分の良くないコーディネータ

事業継承に取り組まれている、商工会議所の方と面談をした。

こちらとしては、今の状況を伝え、将来的にはやってみたいことの一つの候補としてM&Aはあるということを言ったつもりだ。

しかし、先方としては、マッチングを実施しているため、アトツギ不足で本気で悩んでおられる企業がエントリーをしているため、買う企業も本気でなければいけない、そういう機構であるようだ。

何とも、国の期間だなという感じはしたが、せっかくの機会であったので、色々とお話を聞いたし、こちらも言いたいことは言えたと思う。

こちらの勝手な都合を言えば、

  1. 必ずしも製造業でなくても倉庫など、近くで作業場となるだけでもありがたい
  2. 日銭を稼げる資産があるのであれば、多少借金があっても構わない
  3. 買収という形でなくても、ジョイントする形もあり
  4. 業務改善だけでなく新規集客や新規製品開発はできる自信がある

というような良い面ばかりを挙げさせてもらった。

廃業したい企業がほとんどであるのに対して、国がサポートをしているのは、

  1. 従業員の雇用問題
  2. 税収問題
  3. サプライチェーンの問題

この辺りが言われているようなのだが、本当かどうかは眉唾ものだ。

事業継承を考えられなかった企業が、健全な事業運営できているとは思えないのが、今開業をしてみて、思うことである。

世の中の情勢は理解できるのだが、何となく、面会していただいた方に不快感を感じてしまったのは、こちらの事情を理解いただけずに、一方的なジャッジをして話をしてくるからだろうか。

俗にいう、ギバーとテイカーの違いなのか、よく分からないが、直感的に話していて、気分が良い人と気分の悪い人がいて、相性というのはあるものだとつくづく思う。

先方から声をかけていただいたので、ありがたい話ではあるのだけれど、振り返ってみると、声をかけていただいた案件はうまく進んでいない気がするので、逆もまたしかりであるのだから、相手のメリットは常に考えながら、不快に思われないように話を進めなければならない。

デバイス設計の注文を取るには

アルディーノを使ったソフトウエア設計を探しているという起業家の先輩に、一報メールをしたところ、すぐに返信がきた。

いい業者を探してほしいということで、探してはいるものの、うち経由でいいなら知り合いに頼んでやりますよ、という内容に食いついてくださったのだ。

先方としては、

  1. 事業の内容に共感してくれる人と一緒にやりたい
  2. 割と早い仕上げをして欲しい
  3. 予算も限られている

ということであったので、普通の企業に依頼するのは難しいと考えていると伝えたのだ。

すぐに打ち合わせをしたいということであったので、明後日にお会いして、内容を聞くことになった。

内容と金額次第であるが、ある程度の覚悟と予想をもって対峙したいと思う。

若者に負けられない

夜は、学生のピッチイベントに参加してきた。

学生であるので、多少は未熟な面はあるものの、明らかに今の状況は起業家として先に行っている先輩だ。

初々しさや、多少の生意気があっても許されるのが若者であると言われるが、20歳以上離れていても、別に気にすることはないと感じられた。

単純に負けられないな、という良い刺激を受けて帰ってこれた。

学生のコメントの中で、登壇された4名が口を揃えたように言っていたのが、「チャレンジ精神」の大切さである。

学生なんて、何も気にせず何でもチャレンジすればよいのだ、そう思うところであるが、彼らは彼らなりに、しがらみがあって、チャレンジができない人が大多数なのだ。

開業したチャレンジに満足して、その先のチャレンジに一歩踏み出せていないのではないか、今の事業立上げで必要なチャレンジは、集客と教育だ。

集客はこのまま続けるとして、教育についてしっかりとチャレンジしていくようにしなければならない。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立