ここのところ、毎日のように不安に駆られる時間帯が発生してしまう。
不安になっても何一つ解決しないので、すぐに切り替えて行動に移すのだが、それでも不安は付いてくる。
人に出会って話をしている最中には、不安は一切出てこないので、これからも出会いを大切に行動をすることが、精神衛生上も良いことだと感じている。
壁打ちしていたら救ってくれるかも
午前中は顧問契約している法律事務所の弁護士と毎月定例の30分相談を実施した。
今回は、取引条件や下請法について話をいただいたのだが、内容云々よりも、こうやって話を定期的に実施することが大切と考えている。
確かに、「何をされたいのか?」「どういう意図をもって事業をやっているか?」という厳しい質問をいただけるのでありがたいのであるが、それ以上に期待しているのは、マッチング的なことをやっていただけないかという点だ。
税理士や弁護士は、各方面で顧問契約をしているはずなので、そのお客様のお困りごとの解決コーディネーターとして紹介いただけたら、という淡い期待を持っている。
案の定、雑談の中から「スタートアップ向けの製品開発サポート」というサービスが意外とハマるかも知れない、という話をすると、「確かに、そういう話は聞くので、事例があれば紹介しますよ」と言っていただけた。
紹介ビジネスは、どうやら事例がないと紹介しにくいようだ。
なので、ゼロイチの一つ目だけは、何とか自力で実績を作っていくしかない。
今ある案件を育てて、実績を作って、サービス内容を決めてチラシにする、この流れを確立させていく方向を作っていく。
頼る傘をどこにするのか出会いから考える
今のビジネスモデルであれば、商工会系の交流会に参加し続けることで、顔が広がっていく気がしている。
午後からは、産学連携の発表会&交流会に参加してきた。
少々、商工会の方が多い気がしてならないが、そこは目をつぶっても、経営者や大学の先生と話ができるので、この定例会の会員には申請しようと決めた。
今日の出会いの中では、電池メーカーのベンチャー社長の行動に注目をしてみた。
兼ねてから知っている企業であったが、初めて講演を聞き、ご挨拶もさせていただいたのだが、やはり年配の方であってもエネルギーが溢れていて、話がうまく、引き込まれる魅力のある方であった。
大学の先生と話をしていると、「それ、うちにやらせてください」、企業の方と話をしていると「一緒にやりましょう」と、すぐにビジネスの話に持っていき、営業ネタを常に探して相手に入り込む姿勢は見習わなくてはならない。
商工会系の交流会では強い結びつきはなく、ガツガツとした事業展開をコーディネートしてくれる役人は誰もいないので、自分から行動しないとビジネスにはならなそうであることも分かったうえで、産学交流のイベントには積極的に参加していこうと思う。
大手も繋げておけばいつかは案件になるかも知れない
夜は、大手企業で働いていた時の後輩と食事をした。
かねてからお誘いをもらっていたのだが、中々実現できずにようやく再会できたエンジニアだ。
彼も転職をして別の大手企業のエンジニアとして再スタートを切っていて、清々しい印象を受けた。
子育て真っ最中ということもあって、仕事よりも家庭のことの方が悩みが多いと言っていたのだが、そんな彼から見たら、今の先輩の状況はどのように映ったのだろうか?
大手との取引の難しさや面倒な部分は理解しているつもりだが、大手との実績を作れるとPRもできるので、他への展開がしやすくなるのは間違いない。
気が付けば、転職していった後輩は片手では収まらないくらいの人数が別の大手企業で働くようになっている。
ビジネスのためと思って付き合ってはいないが、これからの長い付き合いの中で、一つや二つ、何か仕事を引き受けることも出てくるかも知れない。
また、大手の情報を入手できるのもありがたいことなので、元同僚には感謝をもって付き合いを継続してもらえるようにしていきたい。