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145日目 自動化をする意義 ミッションの言語化

昨日に続いて現場入りとなる今日、限られた時間でも対応できるところは対応するように心がけるようにした。

限られた時間でもメールを

次週も現場作業が続くところであったが、延期となったため月曜日、火曜日の予定がすっぽり空いてしまった。

そこは、チラシ作り作業を入れようと考えていたが、少しでもアポイントが取れればと考えて、以前にオンライン打ち合わせをしたスタートアップ企業へ訪問できないか問い合わせのメールを入れることにした。

合わせて、一昨日に交流会で出会った方々に、お礼のメールをすることに、朝のホテルの時間を目いっぱい費やすことにした。

送ったメールの返信は随時スマホで確認が取れるため、現場に入ってもチェックをしながら、返信の内容いかんによっては、すぐに連絡を入れなければいけない、そのくらいは準備をして現場作業をするようにした。

結果的には緊急の返信メール対応は不要であったが、常に緊張感を持って現場での作業を実施することができた。

自分が働いている以外のところで人を動かす、というのは、組織外の取引先も同じことであるのだから、多くの人が裏で動くように仕向けることが大切。

少しずつだが、見込み客や見込み取引先が増えてきているので、しっかりと対応をしていくようにすること。

手を動かすことの必要性についてブレない姿勢

現場で作業をしていると、一昨日の交流会で知り合った方から言われてた指摘に対して、しっかりと言語化して回答を作らないといけないと感じた。

その指摘というのは、「果たして手作業がムダというが、その繰り返し作業をすることで新たなアイデアが生まれることもあるおだから、完全に無駄とは言い切れない」というものだ。

確かに、自分の経験を振り返ってみても、単純な繰り返し作業をすることで、自動化の案が生まれたり、別の視点での思考が生まれることが多々あったのは事実だ。

しかし、その問いに対しては、今では、はっきりとしたポリシーをもって回答をすることができる。

それは、「単純作業で生まれるようなアイデアは、生まれるべくして生むアイデアにしなければならない」ということだ。

現場作業がキツイ体仕事であるからわざわざスポーツジムに行く必要はない、という意見もあるが、より豊かな生活をするためには、スポーツジムで運動ができるように、肉体労働は機械に任せて、もっと人間がするべき付加価値の高い仕事をすることで、経済的な豊かさと時間を作って、スポーツジムにて適切な運動をできるようにするのが、理想の世界だ。

アイデアや発想も同じで、単純作業から生まれるアイデアが最も貴重なアイデアなのであれば、作業労働としての単純作業ではなく、スポーツジムのように良いアイデアが生まれる環境を作れるように仕向けるのが経営者の務めだと言える。

これは、ピッチャーには走り込みが、バッターには素振りが必要だ、という理論と似ている気がするが、やはりこれからの時代、より効率のよいトレーニング方法を人間は身につけられるようにしなければならない。

これは、ブラさずに、この事業をやっていく間は一つのポリシーとして持ち続けるようにしたい。

ロボットの実態

二日間の作業を終えて、改めて感じるのは、ロボットが何でもこなしてくれる社会はまだまだ先だということ。

人間の手作業というのは、それほど大したことをしていてすごいと言える。

一方で、人間の手作業が意外といい加減な部分も多々あって、その点については、早いところ機械化を導入しなければならない。

実績を作っていけば、いくつかの傾向が見えてくると考えているので、この点についてはブレずに実行していきた。

また、人間がすごいことをしている業界でも、ルールメイキングをするなり、新たなインフラを整えるなりすれば、自動化は一気に進む可能性もある。

例えば自動運転なんかも、道路から作り変えれば、いとも簡単に自動化社会が構築できるはずだ。

しかし、実際にはそうはならないのは、どの時代においても、どの業界おいても、既存のシステムの中で生活をしている人間がいるため、その人達を考慮しなければならないからである。

ロボットを使えば何でも便利になると思ったら大間違いである。

だからこそ、すそ野の部分が大切で、全ての人がもっと機械について、ロボットについての認識を深めてベースのレベルを上げていかなければいけない。

事業のミッションを掲げるならば、「未来の自動化に向けて機械認識レベルの底上げ」というところを意識していきたい。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立