スタートアップのサポート事業
今日は、朝から長い移動を使って、スタートアップの実験室にお邪魔した。
同世代のCTOは、機械いじりが好きで、20年前のゲーム機器を真似して超小型化の分析機器を作ろうとしている。
そのチャレンジ精神に感銘を受けたし、尊敬できる人だと感じた。
マネタイズは考えなくてはいけないが、とにかく寄り添って、サポートをさせてもらえればと思った。
プロジェクト遂行に大切なのは、トップが掲げる技術的指針とマインドがセットになったキャッチーな言葉だったりするのだが、このCTOが言っている、超小型化、というこだわりが下で働くエンジニアの指針となることは間違いないだろう。
そしてもう一つ気になるのが、資金調達の面だ。
やっていることは理解できるし、別段すごいことでもない、ただ「果てしない道のりだな」というのが最初に感じた感想だ。
その果てしない道のりに対して、投資をしてくれる機関があるということ、そしてその資金をしっかりと調達してくる、というのがすごいことなのだ。
仲間を集めて前に進める、その推進力に感銘を受ける。
負けてはいられない、とても刺激を受けた訪問となった。
2年前のお客様を訪ねて
ちょうどそのスタートアップの帰り道に、寄り道をして、以前お世話になっていた靴屋さんを訪問した。
2年前に務めていた会社で、ハイヒールの塗装工程を自動化したいという要望を受けて、対応をしていたのだ。
いくつか推進できない社内事情があって、フェードアウトしてしまっていた案件で、ずっと心の奥に残念な気持ちが残っていた。
いつかは、再挨拶を交わして、お詫びをお伝えしないと、という気持ちがあり、思い切って訪問することに決めたのだ。
残念ながら社長はいらっしゃらなかったので、事務の女性に名刺とパンフレットをお渡ししておいた。
これで何かしらの連絡が来れば近況をお伝えして、キチンとお詫びをすること、その先に何かあるかは分からないが、とにかく関係性を再構築できればと考えている。
無償のセミナーに期待
数日前に、スタートアップ支援協会からメールが届いていて、それはスタートアップ向けにセミナーの講師をしてみないか、という案内であった。
もし、ハードウエアの開発を伴うスタートアップであれば、何かしらお手伝いができそうだ、そう思ってエントリーをしてみることにした。
締め切りが今日であったので、外出先でレンタルオフィスに立ち寄り、エントリーシートに入力をした。
- 自己紹介
- セミナー概要
- タイトル
- 詳細内容
- 対象とする企業
それぞれ字数が設けられていたので、その字数にあうように文章を作成した。
選考と面談があるようなので、あとは、それに従うことにするが、もし決まれば、誠意をもって対応をしていこうと思う。
無償とは言え、次につながる可能性はあるし、今行っている事業のニーズも把握できる可能性がある。