間もなく開業して半年が過ぎようとしている。
想像していたところと今の立ち位置はどうかと考えてみるのだが、想像ができなかったというのが正直なところ。
なぜ想像できないのかと言うと、開業してからの1年間をどうしていたのかを記した書物、話を詳しくしてくれる人、サンプル数が圧倒的に少ないし、書物や人に出会えたとしてもその時の情勢や景気などにもよるため、再現性が得られないパターンの方が多いからだ。
頼まれごとへの対応力もついてきた
朝一は、受注をいただいているデバイスメーカーの社長に、借りていた基板を一次返却するために、いつもの産業センターに向かった。
関係者への訪問日程の確認等を済ませた後に、「HPを修正してくれる業者を知らないか」と尋ねられた。
どうやら、HPを更新したくても時間も取れないし、記事を追加するだけでなく、面倒な修正なども含めて、対応をしてくれる人を探しているようであった。
そもそもHPを作ってくれたところは対応が悪いということで、別の企業にお願いができたらというのだ。
それも受注してしまったらいいのでは?と一瞬思ったりもしたが、「できればちゃんとした企業がいい」とリクエストをおっしゃっていたので引き受けることは止めにして、これまでいくつかHP制作会社の方と出会ったので紹介はできると伝えた。
真っ先に思い浮かんだのが、ITコーディネーターの例会で挨拶をさせていただいた方であり、早々にメールを作成して送信しようとしたところで、もう一人の社長が思い浮かんだ。
一度、人材派遣会社の方を紹介してくださった方で、経験も長くやられているし、こちらの社長を紹介することにした。
理由としては、つなげておきたいという下心からであるが、依頼内容も特殊なものではなさそうであるし、交渉の成立不成立に関わらず、エンゲージメントを高められるのであればそれで良かった。
それにしても、この半年で、紹介ができるくらいの方々とお会いができているは、大きな一歩でもあると自信を持っていこうと思った出来事である。
HP会社とデバイスメーカーと3者での打ち合わせの日程調整も完了した。
セミナー案件2件を動かす
昨日作成したセミナー資料の最後調整をして、無事に朝一提出を完了させた。
この件に関しては、あとは当日、しっかりと時間通りに会場入りして、関係性を構築することが大切だ。
めざすのは、農業ロボットを一緒に開発する農家に出会うこと、これを念頭に農業に対して、先の長いゲームを繰り広げることにする。
もう一つの、商工会地域の製造業向けのセミナーについては、まずは窓口となってくださっている商工会の方に、チラシ案をメールすることにした。
中身の部分はまだこれから仕上げるが、おおよその枠と自己紹介文と「こんなお困りごとありませんか」の文章を作成してみた。
自社セミナーを実施できるようになることが目標になるのだけれども、機関を通じてセミナーを開催させていただけるのは有難いことであるし、開業間もない時期には活用すべきところである。
まずはこの2件をきっちりとこなして、HPやFacebookで発信することで、次のセミナー案件に繋げていきたいと思う。
まだまだある集客方法
雑誌の取材からLINEコミュニティーに参画して経営者と交流をはかれるサービスの登録が完了した。
使い勝手はいまいちな感じであるが、1年間を通じてうまく活用して、一つでも二つでも関係性を構築できたらいいなと考えている。
集客方法として、100万円の費用でマッチングサイトを構築してもらえる企業のFOOとも連携を取れているので、この一年の間に構築しようと考えている。
また、展示会や学会などのブースで本を無料提供する出版本配りで見込み客リストを作成する手法も近いうちに実行したい。
また、飛び込み営業をするにしても、人手不足を切り口に、機械設計一本やりではなく、面での対応ができるくらいパートナーを増やすことができてきている。
人材派遣、営業支援、ウェブ制作、自動化、IT導入、など、これからも増え続けていくから、やはり入口はコンサルティングで経営層に入り込む形が一番良い。
経営陣に入り込むための集客と出会いの場、この点に絞ってアイデアを出して行動に移すことにする。