毎日更新 限定  起業日誌

182日目 モヤモヤの中に大きな光

べからず集を言い聞かせて

ここ数日、無駄な時間を過ごしてしまっていることに自己嫌悪に陥ってしまっている。

一番大きな理由としては、中小企業診断士の一次試験が次週の土日に迫っている中で、何も試験勉強ができていないことが挙げられる。

今さらじたばたしても仕方ないので、試験については半ば諦めているのであるが、であれば事業については前に進めなければならない。

気持ちの問題なのか、計画の問題なのか、単なる根性論で終わらないようにしなければならないが、この先、いくらでもこのような状況は訪れるだろうし、下手をすると毎日、悶々とした日々を過ごす可能性すら大いにある。

一人親方であっても、事業としての指針、クレドのような、迷ったときにはいつも呪文のように唱える何かがあると助かるものである。

そう言えば、以前に100年続く企業にはべからず集があるということを聞いて、自分でもべからず集を書いてみたことがある。

その中に、「時間を短縮できない思考はするべからず」というのがあり、この一言が今の状況を救うものではないかと考えている。

時間を大切に、時間を短縮できれば、次のことも手を付けられるし前に進めることができる、根性論かもしれないが、自身が自身に問いかけるべからずとして心にとめておきたい。

出会いをつなげてビジネスを膨らませ

昼からはデバイス案件の注文をいただいている企業の社長との面談があり、その後には、その社長にWEB制作会社の社長を紹介するという時間も予定していた。

誰かに誰かを紹介する、ということはこの半年で初めて実行することになったのだが、結果的には両者で取引をどう考えて決断するかを委ねることにして、顔合わせの場だけを提供する形となった。

「人とのつながりのみが事業の成功の道」であるのだから、これからもどんどん人と人を繋げていきたいと思うし、そのために誠意をもって対応することを心がけたい。

もちろん、事業活動にはそれぞれのフェーズがあるので、その人、その会社に見合った取引があるので、事業規模を考えた紹介のやり方が必要だ。

今回は、紹介の依頼を受けた社長がスタートアップの一人社長に対して、要求としては「しっかりとしたウェブ制作会社」ということであったのだが、大手は避けたいというおまけもあったので、「10年以上継続している企業で、従業員が複数名いる」という条件を勝手に付け加えて、ちょうど良いと考える企業の社長を紹介するに至った。

色々と紹介できる人とも知り合いになれてきているし、前向きにとらえれば、これまで歩んできた道のりは間違いではなかったとも思えるし、紹介した人など全ての関係者が良い経営ができて初めて紹介が成功したと言えるのであるから、こちらとしても継続して頑張って、マネジメントとモニタリングをしなければいけない。

身が引き締まる思いだ。

量産化アドバイザーとしての現実味

夜は、知的財産をテーマにしたスタートアップ系のイベントに参加したのだけれど、そこでまた一つ、新たな出会いがあり、何とかぶら下がっていきたい、と思える社長と出会うことができた。

事業活動をしている地域も近所であり、年齢も近いのであるから、関係性を作ればうまく行けると直感的に感じてはいるが、如何せん、こちらの実績がいまいちの状態である。

まずはメールを返信して回遊の初回はやっておこうと思う。

相手はVCであるが、テック系でモノづくりを推進しているキャピタルであり、量産化や製品化に大きな課題があると感じている点については大いに共感をする点である。

こちらからの発信も怠らずに、長期的に良い関係を築けれうように、まずは量産化のアドバイザーとしての現実味をイメージして、事業としてのベースラインを構築するのだ。

その先に、自社製品を開発できる状況になったときに、相談できる相手となってもらえれば儲けもの、そこまでしっかりと食いついていけるように、一歩一歩事業を成長させていきたいと思える交流会であった。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立