試験終了 来年への取り組みを検討
二日間の診断士一次試験が終了した。
わずかな望みを持ちながらも、「来年に向けてどうするか」という思いで頭がいっぱいであった。
正直、事業を進めながら試験勉強をするのは難しい。
しかし、資格を取れればコンサルティングとしての幅が広がるのは間違いないところで、それは実際に開業してみてから強く感じるところである。
そして、今年、ほぼゼロの学習時間で臨んだ試験で、そこそこボーダーラインが見えた点については、大きな収穫であった。
60点という合格ラインを超えるかどうかは、この実力であれば運の要素が強いので、運の要素をできる限り排除して、なおかつオーバーワークにならないような省エネの学習方法を取り入れないといけない。
どの科目も間接的には事業に関わりのある事柄であるため、情報収集の一環と捉えて、毎日10分でも問題を解くように組み込むことにする。
スケジュールを入れるというシンプルなこと
去年も同じ光景であったのだが、試験会場を見渡すと、大勢の大人が必死に勉強をしている姿に感銘を受ける。
「これだけ多くの人が頑張っている」と思うと負けられないという気持ちになる一方で、頑張れる人とそうでない人は何が違うのか、と疑問に思うのだ。
結局、やったかやらないか、苦痛に感じずに呼吸をするように学習ができるかどうか、の違いしかないのではないか?
そう思うと、事業についても同じことが言えて、単に時間を割けるかどうか、が成功のカギなのではとシンプルな答えに行きついた。
ずば抜けた能力はないが、そこそこ何でもできる、という強みを活かすには、単に無心で時間を事業に充てる、それだけを心がければよいのだ。
試験会場で、試験開始の数分間、多くの人と静寂な空間を共にしている時に、そう思えた瞬間に、気持ちがスッと楽になって、前に進めそうな気がしたのだ。
この感覚は大切だと思うので、毎日心がけて行動しようと思う。
外注管理と実験計画
試験も終わったことだし、さあ次は受注案件を前に進めるぞ、そう意気込んでも空回りするだけなので、まずは試験計画などを立てる必要があるし、そのための味見試験をしなければ、外注を使うこともできない。
ものを用意して、まずは自分で簡単なテストができるように、まずはスケジュールの空白をやることリストで埋めて対応をすることにする。
外注管理と言っても、結局は人が手を動かしてものづくりをしているのだから、できる限りのコミュニケーションを取って対応するのが望ましい。
丸投げをされていないような雰囲気で丸投げをするのがベスト。
暗闇に進む時には「とにかくやってみよう」その精神が大切である。
まずは温度試験をとにかくやってみようと思う。