毎日更新 限定  起業日誌

207日目 毎日小さなことでも軌道修正

仕入先と納入先への電話連絡

直近の課題の一つである梱包袋の外観検査について、カメラメーカーのキーエンス営業に朝一番でメール連絡をすると、すぐさま電話がかかってきた。

流石、日本一の優良企業の営業マンであって、フットワークがいい。

お客様のニーズとサンプルの種類、成し遂げたいことを伝えて、ストーリーを考えてもらうことにしたのだけれど、とにかく早くでも撮影をしたいという無茶な要望に、「月曜日の朝一なら」と快く引き受けてくれた。

結論としては、既にお客様が手持ちのカメラでは要望を実行することができずに、もうワンランク上のカメラを導入するしかないという状況ではあるのだけれど、うまくストーリーを作らないと、変な疑いが生じてしまう。

また、仮に上位機種を購入するとなると、購入ルートも難しくなってくるので、その辺りのケアも必要だ。

一時間のデモ時間にしっかりと話を聞いてストーリーを構築したい。

投資と融資の違いを改めて聞く

夜は、毎月恒例の事業家や投資家が集まる勉強会に参加し、何名かの方々と挨拶を交わさせていただき有意義な時間を過ごすことができた。

今月は、目標の100名挨拶にほど遠い50名にも満たない結果に終わりそうであるが、それは仕方ないとして、今回も刺激たっぷりの出会いにしびれた時間であった。

最近は、初対面の方への挨拶の方法として、設計事務所からのスタートアップのアドバイザー、という流れで伝えることにしている。

大学で産学連携の子会社設立して活動をされている先生や個人事業主として商工会等で活動をされている元リクルートの方に、その説明をすると、「ニーズは十分にあるのだから、しっかりと網掛けをしたらどうだろう」とアドバイスをいただけた。

スタートアップを支援している側の等の本人たちも、資金はじゃぶじゃぶと使われているのだから、それに乗るのは良いことだよ、という意見であるので心強い。

特に今回、参考になったのは、肩書についてで、何も大学講師などのハードルの高いものでなくても、商工会や協会の組織などと受託契約を結ぶことで肩書を得られるようになると、個人事業主の方が何枚も名刺を持たれていたことに気が付き、新たな発見ができた。

また、銀行関連の方からは、融資と投資についての大きな違いを的確に教えていただいた。

「銀行の融資は右肩上がりの事業計画ではななく、キャッシュフローだけを見ている」のに対して、VCなどの投資は「夢を描いた右肩上がりのJカーブ」を見ているという、大きな違いがあるとのことだ。

言われてみればその通りで、近々信用金庫にお世話になろうとしている身としては、目からうろこのアドバイスをいただけ、今夜も一つ成長したと実感した。

不安な案件を後回しにしない工夫

いよいよ、JAコンサルへの講義収録の日程が一週間を切ってしまった。

ここまで、大した準備もできずに来てしまったのは、コツコツと計画を進められずに後回しにしてしまった部分にある。

後回しにしない工夫として、とにかくスケジュールに入れてしまえ作戦をしたが、うまくいかなかったので、もう一工夫が必要と言うことなのだろう。

小まめにタスクを計画するのであれば、実際にタスクを細かく切ってからスケジューリングしないといけない、ということだ。

技術者としてキャリアをスタートさせてしまっている癖なのか、一つの仕事を長く深く考えて成果を出すことを良しとしてしまっているのかも知れない。

これからは、アイデア出しにしても構想設計にしても、味見試験にしても、資料作りにしても、どんなタスクも15分程度でできるタスクを細切れにスケジューリングする癖をつけるようにしよう。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立