資料作り
今日は土曜日ということもあって、次週に収録のあるJAコンサル向けの資料作りに集中することにした。
昨年は自宅収録をしたのだけれど、PPTの録音がページごとの音量にバラツキがあって聞き取り難かったことが理由と思われるが、今年は大手町の事務所で録音をさせてほしいと先方から依頼をされているのだ。
基本的な骨子は昨年の資料を使うとして、制度の更新があった箇所を中心に修正するという作業がメインとなり、内容容とセリフ部分を交互に見直しながら、特にURLのリンク先がしっかりと残っているのかの確認を丁寧に実施しながら1ページ15分から30分くらいかけて進めていった。
詳しく書きたい部分もありながら、全体を網羅的に紹介する講義内容であるため、あまり突っ込んだ内容にもできないところに歯がゆさを感じながらも、厚労省の助成金については一通り完成させることができた。
明日は、経産省と農水省の補助金部分の見直しをして、土日のうちに完成ができる見込みがたてられて、少しほっとした。
どうなる補助金
明日の経産省の補助金の見直しをするにあたり、現状の補助金に動きがあるのかを確認したのだけれど、相変わらず4つのメジャーな補助金については動きがなく、今後どうなるのかと少し心配になる。
4つのメジャーな補助金というのは、小規模事業者補助金、IT補助金、ものづくり補助金、事業再構築補助金であるのだけれど、ここ数年は常に公募のかかっている状態が続いていたのにもかかわらず、今年は明らかに公募のタイミングが遅いし、奇妙である。
誰もが予想していることは、補助金はなくらならないにしても、内容がガラッと変わる可能性は高い、というところだ。
個人的には、補助金申請にあたっての認定事業者という制度を無くした方がいいのではないか、とか、成功報酬で稼ぎしている丸投げ請負のコンサル会社に対しての厳しい取り締まりが強化すればいいのに、と思うところである。
いずれにしても、情報は察知しながら、今後の動きに注目していきたい。
熱く語った反応は?
昨日の交流会にて、「日本のモノづくりにおける技術力低下を食い止めて、底上げをしたい」と熱い思いを伝えたところ、共感していただいた方がおられた。
熱く語る裏の心としては、講師やアドバイザーとして声がかからないかな、という下心がないわけではないが、事業を立ち上げるきっかけとなっている強い思いであることは確かである。
材料開発部門は日本企業は素晴らしいものがあり、まだ競争力はあるのだけれど、アセンブリした機械をつくる競争力は落ちる一方であると感じている。
底上げをするには、教育しかなく、時間がかかるものである。
- 頭の中にあるものをイメージとして他人に伝える能力
- イメージを図面などに具現化する能力
- 具現化されたものを量産する能力
具体的にはこの3ステップでの訓練が必要かと考えているが、②や③については講習などの教育である程度のカリキュラムを作れば実行に移せるのではないかと考えている。
①については、何かツールを開発したいところだ。
昨晩は、③についての思いを語って、共感していただけたわけなので、週明けにでもお礼のメールを入れて、今後に繋げていきたいと思う。