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241日目 来期に向けた飛び込み訪問

ユーザー候補先へ訪問

今日は温調デバイスの発注元社長と一緒に、医療系の大学へ訪問し、監修いただいている先生と面談をしてきた。

神経とリハビリについての研究をされている先生で、現在は脳波などについての研究をしているということであった。

温調デバイスとして、痛みの研究をされていたのは5年も前のことと言うことで、その研究内容について商品化しようと目を付けたのが、発注元の社長であるというのだ。

割とニッチな業界のようで、先生方や研究者同士の横のつながりは強く、その割には実用化については先生方は専門ではないので、そこに目を付けて事業化しようとされている社長のやり方は見習うところがある。

市場のすそ野としては、街中に展開されている鍼灸院やリハビリ施設となるので、もしヒットすればそこそこの台数が見込めるという算段だ。

コア技術となるのか分からないが、研究道具として使えそうなものを商品化するという展開方法は、ネタと販売先が大学の先生というところで、営業活動としてもシンプルなやり方で認知度を拡大していけばよいし、なるほどなと感心してしまった。

直接取引をするわけではないが、先生方とは今後も良好な関係を築きつつ、見習う部分は見習って活動をしていこうと思う。

良好な関係を築くための連絡

補助金に採択されたということは、思っている以上に好感度を得られると認識しておいた方がよいということで、これまで関係してくれた方や取引先などへアナウンスをしていくことにした。

メルマガのようなことは発信していないので、一件一件メールをしなければならないため、タイミングを見る必要があるし、相手の状況も想像をしていかなければならない。

  1. セミナーを開催してくださる商工会の方
  2. その商工会の方を紹介してくださった大学のインキュベーションセンターの方
  3. 大学関連の一度メールをさせていただいた先生や事務の方
  4. 試作ネットの社長
  5. 加工業者の社長 2名
  6. オンラインで打ち合わせをした元パナの企業
  7. Xで繋がっている装置メーカーの社長
  8. 一度メールのやり取りをした板金加工業者
  9. 購入したいと考えているセンサーメーカー
  10. 福岡のVC関連の方へ

ざっと10個の送付先を挙げたが、まだまだありそうである。

これまでの関係性をさらに深めるため、忘れてしまっている方へ思い出していただくために、ポスターを添付したメール配信を試みることにする。

官公庁向けビジネスの準備

3月に申し込んだ統一省庁の取引資格を掲載してくれる冊子の配布が9月末に実施されるということで、発行元が改めて営業方法についてのセミナーを開催してくださった。

ターゲットは国立の省庁であり、営業方法としては飛び込み訪問という形を取るというないようであった。

簡単な紹介資料をもって、当局の会計課へ訪問し、担当の方と名刺交換をするということが最初のミッションであり、国立大や研究機関など、配布先リストの中から近所のところをピックアップして飛び込んでみようと思う。

あわせて、その施設内の研究者などへ直接部屋を訪問して、チラシを配ることができれば、最初の営業活動としては上出来であると考えている。

種まきをしてから半年が過ぎてようやくという感じもするが、当初では具体的なサービスを明確に提示できなかった部分があるが、今となっては色々と提案もできるようになって実績も出てきているので商談さえ獲得できればものにできそうな気もしてきている。

とにかく、認知いただいてチャンスを作ること、チャンスが来たらしっかりとコミュニケーションを取って受注を獲得すること、これを心がけて各省庁の現場へ足を運びたいと思う。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立