明日の講習会の資料完了
今日も一日かけて講習会の資料作成に全ての時間を費やすことにした。
内容としては、当初、発注する側である大手企業の設計者が見てきたこと、感じたことを、発注される側である加工業者の方へ紹介する、という立て付けで組み立てていた。
しかし、主催者である商工会から、「内容が散漫的になるため、集客とコストについて、大手と取引をするために」という内容を中心にして欲しい、というリクエストが入った。
中心部分の資料は昨日作成完了したので、今日は以前にたたき台として作成していた、大手企業側のやっていることを伝える内容を作り込む作業をしていった。
全部で60ページとなったので、2時間の講習時間はネタ切れをせずに十分な内容を届けられるかな、という感じに仕上げることができた。
後は、直前であるが明日にもう一度誤字脱字をチェックして、臨むだけだが、受講者の属性や人となりを見極めて、楽しい講習会にできるように努めたいと思う。
メーカー紹介を獲得するために
資料作成をしている最中に、Ai画像認識センサを購入したメーカーの営業の方から電話連絡をいただいた。
Ai画像認識のニーズは多くあるものの、現状で装置ものとして提供している業者はスタートアップ系が多く、それでも導入価格は1000万円級となるのが大半であり、とうてい小規模事業者は導入できないというのが背景にある。
そこで、格安のセンサを開発して販売している大手メーカーなのだが、それはそれでセンサーとしての提供のみであるから、設備業者が取扱いができずに導入が進んでいない。
単純に接続のみであれば設備メーカーも対応ができるのだろうけれど、OKデータやNGデータを取り込んんで設定するという作業は、経験がないと手が出せない領域なのではないかと想像している。
そういうことで、システムの設計から設定、メンテナンスまで対応できる業者として、うちに白羽の矢が立ったということで、メーカーの営業から連絡をいただいたという流れになる。
既に2件ほど案件があるようなことをおっしゃっていたので、まずはお会いして、現場を確認させていただくことから進められればと思うところだ。
このところ案件の対応に集中する日が多く、次の案件に対してのアプローチができていないところに良いお話をしていただいて、感謝する限りである。
まだまだ実績が欲しいところであるので、しっかりと対応をして信頼を獲得して注文に結び付けたい。
納品の最終チェックを控えて
その画像認識システムは明後日に納品を控えている。
明日は、夜に講習会があるため、日中は講習会の準備と並行して納品の最終チェックをしていかなければならない。
今日も残っていた、コンベヤへの接続ケーブルの配線と動作確認を実施した。
判定がNGのときにコンベヤをストップさせる段取りなのだが、リレーの接続でイケると思っていた配線が不可であることに土壇場で気が付いて凍り付いた。
何か方法はあるはずだと、冷静に考えて、維持スイッチ側の端子に接続すると、思ったような動きが取れることが分かったので一安心だ。
心残りなのは、コンベヤのモータードライバの設定が上手くいくのかという点であるが、それはモーターが接続されていない状況ではこれ以上確認することができないので、現場で対応、うまくいくことを願うしかない。
それ以外にも、実際の撮像データの設定の練習を明日は実行することにする。
備品の買い出しや工具の用意など、明日のうちにやらなければならないことは山積みである。
次につながる仕事であるので、しっかりと対応をすることを心がけ、お客様に安心いただけるようにベストを尽くしたい。