最終出荷のチェックは不安だらけ
明日の納品に備えて、最低限、ONとNGの判定ができるように、デモ用のベルトコンベヤを使って、設定実際にやってみて、ある程度できるところまで持っていくことができた。
画像の保存方法やPC接続方法など、まだまだ試したいことは山ほどあるが、タイムオーバーとなってしまい、最終のチェックと出荷の準備を進めていった。
データの自動保存設定や外部への抜き取り方など、実際の運用でのお困りごとなどが質問として出てきそうな雰囲気を感じる。
今回はPC接続での実行はないが、将来的にはPCで管理したいという要望は出てきそうであるし、他のお客様から言われることもあるような気がしてならない。
補助金を活用して同じセンサーを入手しているので、実際の運用をこちらでも実行していき、いつでも対応できるように準備をしておかなければならない。
とりあえず、明日の据え付けと試運転に関しての不安材料は、簡単にまとめて事前にメーカー営業に問い合わせをして確認しておこうと思う。
講習会で新たな感触
かれこれ、4ヵ月ほど準備をしてきた商工会主催の講習会を無事に終えることができて、正直ホッとしている気分である。
講習に来てくださった企業は4社で合計5名程度の小さな会であったが、対話形式で進めることができたし、喜んでいただける企画になったのではないかと感じている。
実際の現場の経営者の方々の切実な悩みとしては、
- 材料費高騰による価格交渉
- 新規顧客獲得のための施策
- 技術的に対応可能かの判断、大手企業とのかかわり方
と言ったところが主な課題のようであった。
雰囲気的にも付き合いやすそうな方々ばかりで、とても助かった。
講習後に、ある企業の社長参謀?の若手経営者の方が、「どうやって新規事業を立ち上げたらいいのか分からない」というお声かけをいただいた。
「SWOT分析など、まずは自社の内部環境を、、、」なんて話をしてみたが、もしかしたら先に繋がるコンサル案件となる可能性もあるので、お付き合いを深められたらと思うところである。
何よりも、切実に、真剣に新規事業に取り組むために悩んでおられることが表情からの見て取れたので、損得勘定抜きにして何かお力になれたらという心境になっているのが正直なところだ。
いずれにしても、商工会との付き合いも含めて、せっかくのご縁でもあるので、今後も関係性を深めていければと考えながら岐路に着いた。
信用金庫からの連絡に緊張が走る
日中は出荷準備、夜は講習会と、他の作業を実行する暇のない一日であったが、準備中に融資のお願いをしていた信用金庫から電話があり、一瞬緊張が走った。
結果としては、融資の判断の話ではなく、自己資金やローンについての残高を提示して欲しいという内容であったので、その資料を提出することを約束して電話を切った。
不安な部分としては住宅ローンに加えて、政策金融公庫からの借入もあるという点がどう捉えられるかが心配なところである。
とは言え、隠してもしょうがないし、借金が多いから融資はできない、という判断になることもないだろうから、しっかりとオープンに対応を進めていきたいと思う。