据え付けOK、試運転は残件あり
ドキドキの納品は朝から出発のため、家族を見送った後にすぐさま荷物を搬入して準備を整えた。
この辺りの段取りは、別段初めてという訳でもないし、それなりの想定はしながらとなるため、落ち着いて進めることができたが、やはりちゃんと動かせるようになるまでは、緊張が走りっぱなしだ。
到着後に荷物を運び入れてさっそく現場で取付作業を実施させていただいた。
思いの外、コンベヤの強度が足らなかったことと、アルミフレームの型が全く異なるサイズで戸惑ったが、何とか取付はできるようになった。
電源を入れて無事に動くことを確認できたら、一番の山場であるモーターコントローラーとの連携だ。
短絡していた箇所にリレーの接点を差し込む想定なのだが、仮接続してみると、うまくモーターがストップしてくれない。
「ここは諦めてお客様にゴメンナサイをするか」と思っていたところ、配線を反対に差し込んだら思い通りの動きを実現できホッと一安心。
落ち着いてお昼を取りながら午後の段取りを考えることとした。
20分ほどのお昼時間を挟んで14時前には全ての作業を終えて、Ai学習機能のセッティングを開始でき、ここまでは順調であったのだが、結果的にセッティングでOK判定を上手くできずに残作業あり、ということになってしまった。
- 脱酸素剤が2個入ったNG品が悪さをしている?
- 袋の空気がありなしで光の反射が異なるから?
- 新旧の色の違い、出来立てほやほやの曇りが悪さをしている?
- トリガーの範囲が広すぎてシャッターのタイミングが早すぎる?
など、いくつか不明点があるので、月曜日に再訪問するときまでには、学習機能の勘所を掴んで臨みたいと思う。
それ以外の部分で、短期間にここまで仕上げた部分については、お客様からはお褒めの言葉をいただいた。
初めての納品にしては、その点は良かったことであるし、ギリギリ及第点を得られたかなと思う一方で、残件もあることなので、しっかりと対応を進めていきたい。
小さな引き合いを積み重ねる
作業を実施していたために電話を受け取ることができなかった番号に帰りの車内で電話をかけてみると、商工会のマッチングを担当いただいている方からの電話であった。
樹脂成型の図面化の依頼を以前に受けていた件については、お客様からの返答がないということであったが、新たに機構設計について装置メーカーからの相談依頼があるとのことだったので、「是非紹介してください」という返事をさせていただいた。
どうやら、担当の方は、こちらのHPをご覧になってくださったようで、
忙しいのではないか?
配膳ロボットがメインだから設計はやれないのでは?
という懸念点が出ているようであった。
HPの更新がここ数か月おろそかになってきているので、ネタは十分にそろっているのだから早めに更新をかけるようにしなければならない。
協会へ加盟後の初の定例会
夜はITコーディネータ協会の例会に参加する予定であって、間に合わな得れば車で現地まで行く予定をしていたのだけれど、現場を16:30には出ることができたので、何とか間に合うことができた。
会員は100名程で、約40%が独立した経営者が参画しており、それ以外はサラリーマンで副業的に参加している方が多いようだ。
独立した方でも、大半は定年退職を迎えた方々のようだし、診断士として独立した方も多いようで、実業家は少ない気がするが、それでも、毎年数十件の専門家派遣の対応をしているとのことなので、メンバーとしては優秀な方が多く、刺激的なコミュニティであることは間違いない。
非営利団体としてのNPO法人であるが、最近は多少の売り上げも立ってきているようであるし、何よりも組織としてしっかりと対応しており、部門長も立てて活動報告もされているので、勉強になる部分もある。
今日も新たな出会いで数名の方と名刺交換をさせていただいた。
次回は来月7日に工場見学ツアーがあるので、それも楽しみに徐々に活動に参加できるようにしていければと思う。