先月から製作案件が立て続いたこともあって、色々なタスクがほったらかしになっていたから、今日からできることから潰していくようにしたい。
センサーメーカーのスタートアップとのWEB会議
ロボットのツールとして使えそうなセンサーメーカーとWEB打ち合わせを実施した。
スタートアップイベントにも頻繁に出ている有名なメーカーなので、いずれは近づいて何かできればと思っていたが、何回か名刺交換した中で9月の展示会でご挨拶させていただいた営業担当の方から連絡をいただいてオンライン打ち合わせが実現することとなった。
2週間前の幕張での展示会でもブースに立ち寄って挨拶をさせていただいたので、オンラインでもスムーズな展開で話をすることができた。
普通は売り込みをされるところであるので、受け身の姿勢で待ち構えていたのだが、どちらかと言うと、こちらの人となりを知りたい感じで誘導されてきたので、思い切って自己紹介や考えていることを伝える場として話をさせていただいた。
ものづくりや自動化について、考えていることには共感を得ていただいたように感じるし、補助金を活用した活動でやりたいことについても理解はいただけたように思っている。
費用としては29.8万円で標準的なセットを提供いただけるということなので、できれば購入して関係性を築けたらと考えている。
それもこれも信用金庫からの融資次第、ということになりそうだ。
懐かしいと取引先と新たな協業先
10時から16時にかけては、前職時の古くからお付き合いのある商社の方と打ち合わせや企画いただいている工場見学ツアーに任せきりのスケジュールで訪問をしてきた。
温調デバイスの10台製作の外装部分をお願いする業者としての第一候補として挙げている「真空注型」のできる業者へのツアーだ。
この業者は、20年前は小さなベンチャー企業であったが、今では従業員が50名程にスケールしており、立派な自社ビルも建てられて驚くばかりだった。
自社ビル建設が10年前ということで、創業から15年ほどで会社を大きくされたということなので、こちらとしても、新たな目標ができた気分で嬉しかった。
その業者を紹介してくださった古き戦友の方は、お互いに同世代ということもあるが、既に取締役に出世されていて、経営のことや社会課題なども含めて会話の話題は尽きなかったし、昔話や近況など募る話も多く、道中やお昼時間も含めて、1日、とても良い時間を過ごすことができた。
注型金型の発注に関しては、予算が気になるところであるが、まずは現状の試作の形で、どのくらいの見積もりが出るのかを依頼しようかと思う。
その他の取引については、まだ案件がしょぼいだんかいであるし、先方も量産を視野に入れている事業体なので、すぐに何か依頼することがなく残念なところである。
会話の中で心に残った部分を挙げておこうと思う。
- よくこの歳でチャレンジしましたね(独立したことに対する称賛の辞)
- クレーマーのような対応をする客が日本経済を衰退させている
- 出世するほど仕事をしなくてよくなる日本社会への懸念
- 量産、試作、狙いを定めてた経営方針が大切
- 営業をしなくても問い合わせがくるマーケティングが最強
- 属人性の高い職人技も、人が多くなればシステム化できる
- 日本製の優位性の衰えが家電だけでなく産業機器にも顕著に出ている
補助事業へシフトチェンジ
補助金についての事務作業が滞っているところで、少しずつ作業を開始しようとした場合に、真っ先にやるべきこととして挙がってくるのが、HPへ採択された情報をアップすることであり、ようやく3ヵ月ぶりに更新することができた。
明日と明後日で仕上げなくてはならないのが、今月の報告書である。
内容としては、画像認識システムの構築についての内容であるが、材料費についても伝票の整理をしなければならない。
9月で19万円、10月はカメラも購入しているので、60万円ほど使っているだろうか、その辺りの集計と実績報告をまとめる作業として、数時間は必要である。
まずは明日、伝票整理から入りたいと思う。
残りの200万円弱でロボット関係を購入しなければならないのだけれど、それについては、再見積もりをすることと、資金調達を急ぐこと、これが進まないと実行ができない。
1月末の完了締め切りまでいよいよ3ヵ月だ。
相変わらずの綱渡り状態が続くが、落ち着いて、やれることをやっていくしかないし、その中で計画性と実行性を維持して進められるように注意していく。