仕事・転職

商品を作って売る0から1の難しさ

作ってみて売るでは失敗する

技術先行で、何か面白いものが作れそうだと言って作ってみる、それが爆発的な大ヒットを生んだ、という時代があったのは間違いではありませんし、技術者としては憧れるストーリーとなってしまっている気がします。

私が就職活動をしていた20年ほど前は、プロジェクトXなどでモノづくりの秘話がよくテレビのドキュメンタリーで流されていました。そのストーリーに憧れて職業を選択した人も多いかと思います。

しかし、巷では作ってから売るでは通用しないと言われ始めています。日本のモノづくりの衰退もまずは作ってみてしまう、つまり一言でいうと、マーケティングが日本は弱い、そういうことになるかと思います。

そこに気が付き、マーケット部門を設立している企業も多くあります。しかし、マーケットが大切と気が付きはしたものの、本質をつかむことができずにマーケット論などを分かった風にこねくり回してしまい、新しいモノを生み出せない、なかなか成果を上げられない、結局作ってみように逆戻り、そういう負のスパイラルに陥っているところもあるはずです。

大切なのはお客様の頭の中

社長ご満悦の商品を作ろうとする輩たち

競争力を高めるためには社内摩擦は必須

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立