今日は、午前中から日刊工業新聞が主催する展示会に行く予定をしており、その足で商工会のカーボンニュートラルのセミナー、夜は久しぶりに前々々職の仲間との飲み会に参加するというスケジュールだ。
展示会での挨拶でしっかりと関係を築く
主催者の広報活動が不十分だと来場者が少なくなるというのは、これまで色々なイベントに参加してきて感じるところであるが、今回の展示会も正にその通りで、会場に着くまでに普段なら多くの人とすれ違うところが、今日は誰とも会わずに「開催日間違えたかな」と思うほどであった。
中身としては、ファインバブルやロボットなど技術的な割り方をしていると思いきや、DXのソフト屋や部品加工屋の展示もあり、出展社数は多いものの雑多な感じのモノづくり全般をターゲットとされている感じであった。
目当てのものがあったわけではないが、何度か挨拶をさせていただいている試作団体のブースに挨拶することができたし、今月末にオンライン面談を予定しているプレス工場の社長にも再度お会いできて顔を覚えていただけたので、「しっかりと見込み顧客と関係性を築く」という断面ではよかったと感じている。
受注が取れるか、案件になるか分からないにも関わらず、こうやって関係性を築くことが大切と考えているのは、「10回のやり取りをすれば何か案件が生まれる可能性が高まる」という経験則の元に行動をしているからだ。
独立されている方は沢山いるし、それぞれの思いやスタンスで活動されているかと思うが、うちは強烈に「お客様との関係性を最も大切にしていく」という方針をブラさずに、これからも活動を進めていきたいと思っている。
融資の状況確認と手配の準備
信用金庫からの融資の話としては、電話での会話レベルで早くて今月、遅くとも年内着金のお話はいただけている。
金額としても400~500万円ということで、少なくとも半年は生きながらえるという状況が作れたかなと思う一方で、この先の半年でどれだけ受注を積めるのかというのが本題となわけで、とにかく次の案件を多く作ることが重要だと身が引き締まる思いだ。
この資金繰りと関連する重要なこととしては、補助事業の完結というものがあり、未だに大物のロボットを手配できていない部分があるので、着金ができたことを想定して支払い条件等を確認しておかなければならない。
- 走行ロボット 60万円 納品後翌月払い
- ハンドセンサー 30万円
- 小型協働ロボット 35万円
9月、10月で報告している経費が70万円であるので、上記の買い物を済ませた段階で、合計額が195万円ということで、残り50万円を何に使用するかという大きな決断が残る。
候補として、
- マッピング機能のレンタル
- 超音波センサー
- ニオイセンサー
と言ったところが挙げられる。
合わせて、現場でのデータ取りというところも、そろそろ考えて協力を仰いでいかねばならない。
先端技術のスタートアップでも日銭を稼ぐ努力
夕方はカーボンニュートラルのセミナーで、3社の講演を聴講した。
こういったセミナーへ参加する意図としては、情報収集、聴講者との交流、参加者との交流が挙げられるが、今回は核融合エネルギーの開発をされているスタートアップの企業に注目をしての参加である。
CEOの方と名刺交換できればと思っていたが、講演の後にすぐに退席されてしまい、残念ながら挨拶できず仕舞いと終わった。
誰から質問が出ない状況のなかで、放射性物質に関するリスク原料からのCO2排出がないにしてもどうなの、という2点についてしっかりと質問をさせていただけたことと、代理の開発担当の方とはセミナー後に挨拶ができたことは救いである。
先端技術を追求するためにVCから多額の資金を調達している企業であるにも関わらず、いやむしろ資金調達をしいているからこそ、本業の核融合の技術を追求するだけでなく、周辺のレーザー技術であったり、コンポーネント販売であったり、売り上げを立てるために必死に活動をしている様子であった。
この辺り、しっかりと学んで参考にしていきたいとも思うし、注目されている企業でもあるから、あわよくば一緒に何か仕事ができればと思う限りである。