母校を訪ねて新たな出会い
雑誌インタビューの経営者コミュニティーが活用できておらず、その中から思い切ってDMを送った経営者が大学の研究員をしているということだったので、訪問させていただいた。
母校ということもあり、数か月前に門を入ったところまでは来たことがあるが、研究室棟がある奥まで入るのは23年ぶりである。
そんな余韻に浸りながらも、一回り以上歳の離れた後輩の起業家の方と1時間以上の意見交換をすることができ、とても清々しい気分で午前中を終えることができた。
組み込み系のプログラマーとして大手企業に就職されて、特殊機器の組み込みソフトを設計に従事した後にシステム系のプログラム会社へ転職してインフラ系のプログラムを設計しているところで、同じ大学の先輩教授から声をかけてもらって研究員となり、副業の仕事が増えたところで法人登録したという経歴の持ち主だ。
こちらからすると、「なんて羨ましい話なのだ」と思うことが多く、まず大学のという肩書で、仕事が取ってこれる強みが大きい。
加えて、研究員としての仕事をベースの収入として置けることも大きなアドバンテージであって、「逆に営業してきましょうか」と言ってしまうほど、相手の芝生は青く見える状況である。
しかし、当のご本人は全く余裕があるわけではなく、色々な悩みを一人で抱えているようで、ほぼ1時間はこちらが質問攻めにあって、色々な経験談を話する場となった。
とにかく、エンジニアであって営業経験がないので、どのような活動をしていいのか分からない、というのが率直な意見のようで、毎月100人と名刺交換をするという活動量に刺激を受けられているように見受けられた。
できる限りの情報提供をさせていただくとともに、何か協業ができればと思うし、何かの縁とも思えるので末永くお付き合いができれば嬉しい限りだ。
昼過ぎには御礼のメールが届いたので、返信としてこちらが話をした内容の資料やURLを紹介する形で丁寧に返信をさせていただいた。
リピート受注ほぼ確定
午後はその足で、食品加工工場に行き、現場でのカメラ設置の確認をさせていただいた。
いつもの設備課の課長に加えて、今回の設備の担当される若手責任者の方も来ていただき、現状のラベル貼付の動きと想定する撮影場所を検討してみると、割と早い段階でカメラを設置する高さを低くしないとロボットアームが当たるという懸念点があることが発覚した。
1メートル近い大きさの袋の端と真ん中にラベルを貼る品目があるため、それを一つの設定でどちらの位置にあってもラベルを認識できるようにと、こちらとしては全体像を撮像しなければならないと思い込んでいたのだ。
「カメラを広角視野に変更しましょうか」とか、色々とアイデア出しをしていたが、隣りのレーンでは既にカメラ撮像をしているようで、それを見ると、カメラを近づけて狭い視野しか撮像していないのである。
品種を変えるごとにカメラの設定も変更することは可能という話であったので、ならば、あらかじめいくつかのパターンを設定させることで対応可能である、と全員納得することができ、めでたく先に進められそうな雰囲気となった。
改めて設置場所と操作盤の取付位置を確認して、見積もり作成をする運びとなった。
納期は早い方がよいということなので、さっそく明日にでも見積回答ができるように進めていきたいと思う。
これで年内の売り上げ見込みとして50万円は積み上げることができたし、残りの2ヵ月であと150万円を積み上げなんとか初年度500万円の売り上げを達成させたいと思うところだ。
SNSを再開させよ
引合いの窓口となり得るものであれば何でもやっていく、という方針の元でSNSは、XとインスタグラムそしてFacebookを開設したが、どれも中途半端に更新が止まっている状態だ。
4ヵ月近くもほったらかしにしてしまったのには、ネタが無くなってきたという理由もあるが、単なる怠惰であると位置づけて、もう一度習慣化をしていこうと思う。
目的としては、
- 経営者同士の交流⇒Facebook
- モノづくり関係のファン作り⇒X
- カスタマー向けの事業展開の呼び水⇒インスタグラム
の3本柱で、どれも4ヵ月前に発信していた時と同じである。
年に1回か2回くらいしか引合いに繋がるような効果は得られないかも知れない、しかし続けなければ、どんどん引き離れて追いつけなくなる。
目的は変わらずとも、気負わずに、空気を吸うように継続ができるように、やり方については試行錯誤しながら再開をしていきたいと思う。
まずはFacebookからだ。