毎日更新 限定  起業日誌

299日目 2ヵ月先を見ながら今に集中

早くデザインを決定せよ

明確な納期確認はしていないものの、これから年末にかけてどの業者も忙しくなるであろうから、温調デバイスのケースを成形していただく型屋さんには早くデータを渡して見積もり依頼をかけなければならない。

そのためにも、外形のデザインを決定しなければならないのだが、それにはこちらが内部の設計を固めて、このサイズでデザインをお願いします、と渡してあげる必要がある。

数日前から、そろそろ次の週末辺りにデータを渡せるよ、と依頼をしているデザイナーの後輩にジャブを打っていたものの明確に土曜日にとは言えずにいた。

今日は朝から、集中して内部設計を進めていった。

そもそも部品点数も少ないものであえるので、意外と早めに配置と最終寸法を決めることができて、午前中にはデザインの正式依頼用のデータが完成した。

午後からは、内部の詳細な設計を進めていって、気が付けば丸一日ほとんどCADと向き合っている日となってしまった。

後は、デザイナーがどの程度の精度と納期でデータを渡してくれるか、というところが気になるのは、データを受け取った後もこちらとしては、ケースの内側の設計が必要となるからだ。

とにかく、早め早めで作業を進められた今日は、土曜日ながら良い仕事ができた日となった。

不安はないのかの質問に対して

土曜日はできる限り家族とのコミュニケーションに努めるようにしており、とりわけ、事業立上げの今の段階では妻が最大のステークスホルダーである。

そんな妻から、「どうするの?資金のこととか、売り上げのこととか不安はないの?ストレスにならないのか?」という、今さらながらの質問を投げかけられた。

その質問に対しては、意外にもすぐさま「不安はつきまとっているけれども、全然ストレスにはなっていない」という言葉が出てきた。

自信があるわけでもないし、どうなるか分からないし、不安しかないのだけれども、不思議とだからと言って、精神的に滅入ってしまうことなくここまでやってこれている。

開業したての頃と比べると、

  1. しっかりと相手と会話ができている
  2. 法人化することによって一つ安心感を与えれれている
  3. 実績を説明できるようになった
  4. サービス内容が固まりつつある

という点がはるかに成長した点で、どこからでも点を入れられるような状態になりつつあるからだろう。

だからと言って、点が入っているわけではなく、このまま詰めが甘かったら事業撤退という選択肢もちらついてくるどころか、多額の負債を抱えることとなる。

精神的にまだ安定している今だからこそ、しっかりと受注に向けた取り組みをしていかなければならない。

法人としての今期は始まっており、目標は売上1000万円なのであるから。

この先2ヵ月の予定の確認

とにかく、1月末までに完了しなければいけない補助事業のデータ取りが全く進んでいない。

それどころか、ロボットの購入すらできていないのだから、その点については焦りしかない。

まずは、資金調達について信用金庫と連携して確実に着金いただけるところを確認していくことと、ロボットの購入に関しては、支払い条件として納品翌月末払いというところになれば、12月末払い、ひょっとすると1月払いもできるようになるはずだから、その辺りの条件もメーカーやベンダーに確認するようにしたい。

温調デバイスについては、温度表示プログラムと放熱課題をクリアにできれば、あとは時間をどれだけ効率化できるかがカギとなる。

画像認識システムについては、納期2週間と回答しているのだから、次週部品が納品されてたことを確認出来たら、遅くとも次の土日には組み立て上げなければならない。

そして、この先2ヵ月は、できる限り補助事業に活動の軸足を移して時間を割くようにするとして、まずはどのようにデータを取っていくのか、その具体的な行動、施策のアクションプランやアイデア出しに集中していくようにする。

アイデア出しで重要なのは、集めているセンサーの動作確認だろう。

動かしながら、どのように使えるかを考えていくことで、何か光が見えればよいのだが、この段階で、全くノープランというのは、最悪の事態を考えると、綱渡り状態にも程がある。

まずは、最低レベルのデータ出しと完了報告のイメージを描くのも良いかもしれない。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立