全ては動き出した
現在、ドライブしている案件は、
- 温調デバイス10式分の設計製作
- 画像認識システム2式目
- 補助事業のロボットセンサー
が主な柱である。
①はデザインも確定してあとは部品を手配するために設計を急ぐというところで、明日にでも注型金型の見積にデータを投げる予定で動く。
②は現在部品手配中で、材料が揃えば組み立てを開始できる状況である。
③は資金繰り待ち状態であったが、12月に融資が受けられるというところで、先払いではない業者に対しては早いところ発注をしてしまわなければ間に合わない状況になってきた。
また、今日は25日ということもあって給料の支払い日であるのだが、ひとまずは会社の口座から個人の口座へ給料を振り込んだのだが、その他にも立替精算分となると上限の50万円がオーバーしてしまうため、明日への持ち越しとなってしまった。
この辺りのスキームもやり方をマニュアル化していかなければならないし、税金や社会保険についての税理士や社労士についての助言もぼちぼち欲しくなってきている。
まずは、集客の合間の移動や生活の中でもデータ取りのアイデアを考える習慣に切り替えて進めていくようにしつつ、商工会の相談窓口で税理士や社労士から無料相談を受けるように予約をしていこうと思う。
未来でやるべき事が見えてきた
午後から夕方にかけては、食品加工のロボット導入についてのセミナーに参加予定となっていたので赴いたのだが、いつものように、内容はそこまで把握せずにとにかく行ってみるというスタンスで会場入りをした。
どうやら、1時間半ぶっ通しでの講義ということのようであることが、開始早々に分かったのだが、内容としては、これまでの活動の中で見聞きしていたどの内容のものよりも納得できて、スケールの大きい事業を展開されている方であった。
納得できるという点においては、まず登壇者は日立とキューピーと言う大手を経験しており、大きくコトを動かすことに慣れていらっしゃるということ。
そして、大きな予算を動かすにはアメリカなどではエンジェル投資家がうようよいるのに対して、日本で対抗するには国家予算を使わなければならないということで、NEDOに持ち掛けて補助金を活用しているという理屈も理にかなっている。
- カスタム対応では1000万円以上となるので500万円程度におさえたい
- ユーザーもベンダーも協賛企業として独り勝ちさせないようにコントロール
- 補助金はベンダーに持たせるのではなくてユーザーに持たせる
- 大手は生産技術がいるが中小企業にはいない
- 惣菜の加工現場に特化して人手不足を解消するという大義を浸透させる
など、とにかく納得できる内容とスケールに共感を覚えるばかりであった。
これまでスタートアップの夢物語を数多く聞いてきたが、このようなスケールの大きな活動をされている発表を聞いたことがなかったので、とても印象に残った。
いずれは、このような活動を別の業界で何かやってみたい、そう思える良い出会いとなった。
登壇後に挨拶も交わさせていただき、今後何か協業できればと心から思っていることをお伝えした。
設計も慣れてくれば
温調デバイスについては、昨日にデザインを受け取ったので、今日から設計を進めていくのだが、言っても明日には仕上げたいところなので、まずは受け取ったソリッドデータをどのように加工すればよいのか、今使っているツールでできることを確認することにした。
昔の杵柄とはよく言うもので、10年以上も離れていた設計業務であるが、少しやってみると何となく慣れてきて、そこそこ使いこなせてしまうのだから不思議なものだ。
少々不安のあった成型品のモデリングであるが何とかできそうであるし、この調子でいけば多少複雑な機構ものの設計も難なくこなせそうな気がしている。
いずれ設計者を雇用するもよし、外注するもよし、であるがまずは一人で何でもこなして実績を作っていかなければならない。
ひと山あてるまでの辛抱と思って、効率よく、集中して作業をするようにしたい。