毎日更新 限定  起業日誌

305日目 3ヵ月先、半年先を見据えて

ここ一ヵ月で引合いや引合いに繋がりそうな出会いというのが急増している気がするのだが、高ぶる気持ちを抑えて、やるべきことを一つ一つ丁寧にこなすようにしなければならない。

各種案件の段取りや購入手続きを進めよ

現在動いている案件は、10月から2ヵ月間何も変わらず、

  1. 補助金の事業
  2. 温調デバイス
  3. 画像認識しすてむ

の3本柱である。

信用金庫からの融資が決まらなければ、買うものも買えない状態で、できる限り支払いを遅らせるように、12月に入るまで購入手続きを引き延ばすつもりで、見積もりだけをもらっている状態で止めていた。

昨日、無事に融資の決裁が通ったとのお知らせがきたので、それぞれの案件で必要なものの手配を進めることにした。

①補助事業については、

  • 走行ロボット・・・本日、注文書発行 12/23納期回答あり
  • 共働ロボット・・・11/30注文書発行予定 3営業日以内に出荷とのこと
  • 距離センサー・・・正式見積を打診して反応あり
  • ニオイセンサー・・・正式見積を打診して反応待ち
  • ライダーシステム・・・レンタルでの価格を打診検討

大きな価格のものは以上で、これらを手配することでほぼ上限額の250万円に到達してしまうから、その他の細かい部品については要件等だ。

②の温調デバイスについては、板金2個、切削部品1個の手配ができていないので、板金についてはECサイトにて手配をして、切削部品については春先に一度手配をさせていただいた業者に見積依頼を投げることにした。

納期的に余裕のある小物部品のうち、基板を固定するM1.4という特殊ネジとケースを固定する長尺ネジの手配ができていなかったので、それは明日早々に対応することにする。

③画像認識システムについては、手配品は全て完了しているので、あとは組み立てるだけであるが、納品日の確定が未だできていなかったので、お客様に次週の金曜日はどうかと打診をすることにした。

返事は未だ返ってきていないが、まだ組み立てが完成もしていなければ、設定の方法も確立していないのに、少々不安はある。

しかし、ここは早めに片づけておく方がいいし、先延ばしにしても苦しむだけと思い、思い切って次週納品の打診の判断をした。

法人登録はハードルが低いのは確か

10月17日の創立から、ズルズルと手続きが延びていた税務署への書類提出をようやく完了をさせることができた。

税務署に行く前には、信用金庫からの融資の口座を開設するにあたり、法人名義の口座が必要とのことで、慌てて法人の印鑑証明書を発行するべく、法務局でも手続きを済ませた。

税務署に法務局、いかにもお役所的な感じで、カウンター越しに対応をしてくださる職員の方は、皆さん丁寧で愛想もよくテキパキとしているのだけれど、どこか無機質な感情が消されている気がしてならない。

「こんな仕事、早く省人化したらいいのに」とつくづく思うが、それを言ったところで、自分の立場は今それに注力している場合ではないと言い聞かせて、こちらも無心で対応することにした。

強いて言えば、いずれ各お役所で省人化が進むにあたって、何かしらの入札案件が公示されることもあるだろうから、その情報は入手しておくようにすることは、やっておいて損はないかもしれない。

とにかく、これまで先延ばしにしていた法人登録の残件については、何となく「受理されなかったらどうしよう」というマイナスのバイアスがかかっていたのだけれど、特に先延ばしにする意味もなく、すんなりと完了させることができた。

法人化は、提出する書類や手続きは煩雑であるから、その点はハードルが高いが、今はマネーフォワード等の法人登録を無料で教えてくれるサイトも充実しているから簡単だ。

また、内容については吟味されることはないから、やはり言われているように、誰でも簡単に法人登録はできるというところなのだろう。

少しずつ2月以降の構想へ軸足を

2月以降の段取りとして、最初に結論を出しておきたいのが、2月初旬に開かれる介護向け展示会への出展をどうするか決断することだ。

出展費用が41万円で、輸送費や移動費を考えると50万円はくだらない。

少しでも費用を圧縮できる施策として、共同出展を投げかけるという作戦については、作業管理アプリを開発されている金属加工屋の社長に対しては、出展することは許可いただけたけれども、費用を出してもらうことについては打診すらできなかった。

一方、温調デバイスの社長については、今日、部品の受け渡しでお会いした際に、共同出展の話を持ち掛けてみると、社長の方から「いくらか出展費用出しましょうか?」とおっしゃっていただいた。

この言葉に感謝するとともに、これで出展するという決断をする決心をすることができた。

あとは、段取りをどうするかを考えて、費用を抑えながらやるアイデアを出して実行していくだけだ。

この出展がきっかけで、配膳ロボットが2台でも販売できれば元を取れるし、5台販売できればLP制作をした費用のものとも取れるというものだ。

自動化設計の案件と配膳ロボットの販売を両立できるのかという不安もあるが、いくつかのケースを想定しながら、受注ができたときに、できる限りの対応をしていくしか方法はなく、逆に目の前の案件というチャンスを逃さず全て捕まえる姿勢でいなければいけない。

案件があっても、売り上げのキャッシュを得られるまでに相当なタイムラグがあるから、できる限り前倒しで動けるように、そのためにもサブスクの可能性もある配膳ロボットや掃除ロボットにかけてみたいと思う。

ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立