仕事・転職

一生青春、40代が頑張ろうぜ

昇進の壁にぶち当たり思い悩む

一つの会社に勤めていると、30代半ばから40代にかけて中間管理職になるかどうかの選択をするようになります。私も少し周りと比較すると遅い方ではありましたが30代後半から部下を預かって仕事をするようになりました。

その頃から、いくつか本も読み漁って、リーダー論やら組織論、マーケット論、色々と勉強し適用していいったのですが、どうしてもうまくいかずに思い悩んでいたのが、上司や会社上層部に対しての提案力であったり発信力であったりするところでした。

部下への指導や組織をまとめたりすることは、それなりにできていたように思いますが、今一つ上からの評価はよくないことは分かっていました。部下を持たない時代には、上司からの評価はどうでもよいと思っていましたが、部下を持ったらそうはいかない。私の評価は部下の評価にもつながりかねないからです。

そこも割り切って部下の評価などどうでもよい、部署としての成果に注力しようと切り替えたとしても、課長である私と部長とで意見が食い違っていたら組織としての動きは鈍り、結果として部署としての成果もパフォーマンスは落ちます。

何年も何周も思考を巡らせてたどり着いた結論は、理念・価値観の合わない組織や会社に居続けるのは、個人としても会社としても、広い視野でみると社会としても良くない、ということです。

これまでの日本社会であれば、40過ぎて上司と折り合いのつかなかったサラリーマンは、出世をあきらめて、黙って定年を迎える、という人が大半だったのではないでしょうか?

30前後のYoutuberやブロガーに触発された私

子供ができてからは、めっきり読書に時間を費やせなかったのですが、”本要約チャンネル”なるものを見つけてからは、公園で子供を見守りながらYouTubeを聞くという、土日の習慣に変化が生じました。

聞けば、皆さん30代前後で自分が読んだ本を要約してアウトプットしているそうですね。人気のある方たちはそれで生計を立てるまでになった、というから関心させられます。皆さん、それぞれ個性も出しておられて一気にファンになってしまいました。

私たちが育った環境では、ブラウン管の向こうの芸能人やスポーツ選手、アーティスト、といったチャンネル数の少ない情報の中から自分の好きを見つけてファンになっていったものです。

思えば、そのファンの数から広告収入というものが発生し、大きなお金が動いていたのだなと、それが今はYouTubeに代わり、たくさんのスターが生まれ、お金が動いているのだなと感じています。

昭和から平成、令和にかけてのスター論なども個人的には記事に書きたい話題ではありますが、とにかく私はとあるビジネスYouTuberに触発されて、こうやってブログを始めることになりました。

45歳定年制を真面目に考える

45歳定年制の話題に対するリアクションとしては、ネガティブな言い方をすれば、「45歳で会社をリストラされるのか!?終身雇用に守られて定年まで食いっぱぐれない、と思っていたのがリストラされたら大変だ」 というのが大半のご意見かと思います。

転職するなら30代のうちに、40過ぎたら雇ってくれるところは少ない、というのも言われていることですし、実際にそうだと思います。

幼いころ、雲の上のスターにあこがれて、早い段階で夢破れて、とりあえず大学は出てみたものの、大した努力もせずい会社で悶々と20年間も仕事をしてきた40代と、身近なスターがたくさんいて、そのスターが努力している姿を真似して努力している今の若い世代では大きない差があります。

今の若い世代は本当に素晴らしい人たちだと、心から思います。実際に私の周りにいる30代前後の人たちは、大変に優れた人が多いです。会社もそういった世代に任せて、おっさんたちはポストを譲るべきだと思います。

不安だからと言って会社にしがみついていたら、それは時代の思うつぼ、不安だからこそ私たちが飛び出して、社会を活性化させないといけないのです。

おっさんはおっさんで、何ができるのか!?

私なりの答えは、おっさんなりに自分の能力が発揮できる環境で人生100年時代と言われる中で、45歳を過ぎても生き生きと働くべきである、ということです。

先に申しました通り、会社と価値観が合わなくなってしまったのなら、価値観の合う場所を探しエントリーすることです。相手のいることですからエントリーしても断られることもあるでしょう。いや、40歳を過ぎたら断られることの方が多いかもしれません。

だからと言って、足手まといな中年が一つの会社に居続けていては誰も得をしない社会になっていくと思っています。能力が高くても、煙たいだけのおっさんであればそれは足手まといなのと同じです。いっそ、会社を辞めて飛び出してしまいましょう。

もう一度新入社員に戻って、皿洗いから始めたとしても20年後の60代で今と同じ位置、何かしらのプロにはなれるかと思います。そんなに重く考えずに、ポップに人生の方向転換ができれば、と考えています。

誰かに認められるまで、自分を磨きエントリーし続ける、その勇気をもって自分を試すことが大切だと思います。

私個人としては、転職活動も始めようかと考えていますし、あわよくばブログなどのコミュニティーを通して、同じような価値観を持った人と繋がって、次の20年で何かを始められたらとぼんやりとした夢を抱いております。

ブログで仲間が集まるのか、はたまた違う方法があるのか、それも含めて人生をかけた実験中となります。100歳まであと56年、期待と不安を抱きながら中年おやじでも若者に負けずに青春したいと思う今日この頃です。


ABOUT ME
ゆうため
1978年生まれ 首都圏出身 地方都市在住 技術者として一部上場企業で20年勤務 独立めざして中小企業へ転職 コンサルティング会社からロボット会社を経て起業独立